9月29日まで名古屋ボストン美術館で開催中の「アートに生きた女たち」を鑑賞しました。
タイトルそのままに、男性主流の近代芸術の世界で生きた女流芸術家の展覧会です。ボストン美術館のコレクションの中でも異色な展覧会で、肖像画家から風景画、モダンアート、装飾品と多種多彩な女性たちの才能がちばめられていました。
肖像画は、女性らしい繊細な筆致が特徴的で、風景画は、やさしい光がただような作品が多く見受けられました。
また、マリー・アントワネットの肖像画を数多く描いたマリー・ルイーズの作品を筆頭に、アメリカを代表する肖像画家のエレン・ディ・ヘール。ドガと友人関係にあったカサット、現代アメリカを代表する、ジョージア・オキーフなど、アートに生きた才能ある女性たちの作品が一堂に並ぶ魅力的な展覧会でした。