昨日、Zepp名古屋で行われた斉藤和義&BAWDIESのライブに行ってきました。
今回のライブは「LIVE FOR THE NEXT」と題され全国のFM5局(JFL)の20周年記念して、全国5か所で展開、アニバーサリーソングを提供したデビューから20年になる斉藤和義をメインに展開されるジョイントライブです。
ZIP-FM主催の名古屋では、ガレージロックの代表的バンドとなったニューエージBAWDIESと斉藤和義とのジョイントで、前半のBAWDIESのファンの熱気が初っ端からヒートアップしたロック色あふれるもので、彼らの音楽性が、今の若い世代に受け入れられいることへの驚きと今の音楽シーンは、彼らのような生きのいいグループにより、洋楽中心の時代から確実にジャパンロックが中心になったことを感じさせるものでした。
後半の斉藤和義のライブは、日本のロックシーンを確実に牽引してきた男の余裕が感じられるもので、ニューエージの勢いとは異なる風格を感じました。
常々僕が語っていることですが、ロックは走り続けてこそロックで、一時の復活により時代が止まったファンを相手に郷愁を追い求めるような姿では、もはやロックではなく、20年のキャリアの中で、時代、時代で新しいファンを取り込み、時代を駆け抜けていく疾走感を肌で感じながらライブを楽しめました。
斉藤和義とBAWDIESが共演したアンコールラストでは、互いの原点でもあるビートルズのアイ・ワナ・ビー・ユア・マンで締めくくり、ビートが全編に満ち満ちたロックライブでした。