65オヤジのスタイルブック

中島千波・清之親子展・おぶせミュージアム

長野アートの旅第1回目は、小布施にて、造形的な美しさを持つ、おぶせミュージアム・中島千波記念館へ。

開館20周年記念の「中島千波・清之親子展」を観賞しました。

中島千波は、桜や牡丹などの華やか花が人気の日本画家で、同じく日本画家で院展理事を務められた父清之の三男として疎開先であった小布施に生れました。

今回の展覧会は、横浜美術館所蔵作品による親子展で、戦前、戦後を通して過ごした横浜の地にある横浜美術館の協力のもとで開催されています。

中島清之作「雪国の子」

花や木々を大胆にきりとった美しい自然やモダンな都会のひとこま、意匠が施された着衣が印象的な人物像など、都会的なセンスを持つ父清之氏の作品から現在の千波の作品に流れるDNAを感じました。

秋から冬にかけ開催される本展を季節の移ろいの中で味わってみてください。

また、ミュージアム内にある蔵には、祭り屋台が収納展示されています。

堅牢な蔵の中にある大きな屋台も圧巻です。

賑わいのある中心街から程近い位置にありながら、静謐な空間ですから、ここから小布施散策に出かけられるのも一案かと思います。

次回は、北斎を味わう小布施の第二弾をお届けします。


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