年の瀬恒例の新語・流行語大賞が発表されました。
毎年、発表されるたびに、茶々丸オヤジの頭の中で、異論、反論、納得の文字が頭をよぎります。
今回の大賞を含むベストテンを含めて、僕なりの感想を述べてみたいと思います。
●大賞 なでしこジャパン
こちらは、老若男女を巻き込んで、世界一となった彼女たち。国民栄誉賞も受賞したんですから大賞じゃなければ納得しないでしょう。
そして、ベスト10へ。受賞は別にして、いろいろあります。
●絆
震災関連で登場した言葉.メディアやネット上でも、数々の絆集団が登場しました。個人的には言葉よりも絆に群がる人々の不安感を浮き彫りにした感じがします。むしろ絆の深さが、日本の未来を左右するように思います。
●スマホ
茶々丸オヤジも持ってるスマートホンの略語。こちらもスマホ所有者の高年齢率も高いです。今後、使いこなすことが出来るかで生死を分ける言葉になるのでは。
●どじょう内閣
でた、野田政権、最大のヒットになりそうな予感が。小泉総理の「米百表」の人気には届かず。ただ、相田みつをさんの言葉は、政治の世界には明らかに不向きな感じがします。
●どや顔
後半、激しいデットヒートを繰り広げて見事に差し込んできた勢いに感服。橋下さんの当選で見えない「どや顔」を想像してます。
●帰宅難民
今年は、震災関連の言葉が半分をしめてますが、こんな言葉が注目されるのは、日本も平和だと思います。帰れなくて難民指定ですから。帰る家のない被災者の方々を思うと受賞には、喜べない気持ちもあります。
●こだまでしょうか
企業のCM自粛で俄然流れるACジャパンのこだま。金子みすずの詩の引用ですが、すばらしい詩の世界は認めるものも、悲惨な人生の中で命をたった作者の生涯を思うと、この時期に、この言葉がと疑問を抱きました。
●3.11
9.11と言う言葉があったから、3.11の言葉のインパクトが強く残りました。忘れない日を刻むには、このフレーズは大きいと思います。今後、マスコミ、メディアの方には、使いすぎには十分に注意を払ってほしいです。
●風評被害
もうはっきり言って受賞の意味ないでしょ。ここまで来ると審査員のお偉方もちょっと考えて吟味してほしい。
●ラブ注入
今年一番の愛を注入した人として、受賞に値する言葉です。まさに流行語の王道と来年の死語にふさわしい言葉です。芸人なのに整体師。流行語受賞者のジンクスは間違いなく受け継がれても、彼自身は安泰で安心です。
亡くなった、談志師匠のように毒をはけないので、お後はよろしくいかず、どうもすみません。