65オヤジのスタイルブック

映画「清須会議」

三谷幸喜監督最新作「清州会議」を観賞。

舞台は、本能寺の変で死んだ信長の跡目争いを、役所広司演じる柴田勝頼と大泉洋演じる羽柴秀吉が策謀を張り巡らしながら、清須会議で決するまでを、三谷ワールドによるコミカルに展開する時代ものです。

役所演じる柴田勝家は、質実剛健ながら真面目な性格により、信長の妹、鈴木京香演じるお市の方に入れあげてしまう様が滑稽で、羽柴演じる大泉は、まさに打ってつけの配役で縦横無尽に動き回り、次々と人を惹きつける秀吉の魅力を見事に演じています。秀吉のを支える寧々には、中谷美紀が中谷がイメージからガラリと変わり、三谷演出の喜劇的な巧妙さを感じました。

すべての配薬に歴史上の人物の語り継がれた姿に加えて、滑稽さをあわせ持った新しい人物像によりより魅力的になっています。

信長を筆頭に信玄、謙信など戦国の名だたる武将が死に伏し、秀吉の天下統一による泰平の時代への序章となった清須会議。歴史に興味がある無しに関係なく、誰もが好きな笑いの中に溶け込ませることで歴史への愛が芽生える。そんな思いがここにあります。


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