65オヤジのスタイルブック

DVD・「僕の戦争」を探して

映画館で観れなかった作品をDVDで観るシリーズ。憧れのジョン・レノンに会うための旅に出た教師とヒッチハイクで拾った男女の若者を描いたロードムービー。「僕の戦争」を探してです。

 

本国スペインで映画賞、ゴヤ賞の作品賞と監督賞を受賞した本作。情報も少なかった作品ですが、観てみるとハートウォーミングな内容で、なかなかの掘り出し物でした。

1966年、スペインで「ジョン・レノン僕の戦争」と言う映画が製作されることを知った英語教師アントニオは、尊敬崇拝するレノンに会うために、オンボロマイカーに乗りロケ地に向かいます。

その旅の途中で、修道院から逃げ出した少女と父と諍いを起こした家出した少年を拾います。ロケ地を目指す中で三人の旅がはじまります。宿泊先の村での老人と障害のある孫との出会いをなど、数々のトラブルやレノンに会うために作戦など、アントニオの人柄を通じて男女の若者が少しづつ成長する姿がほのぼのと描かれ、三人の不思議な力を持った絆にあたたかな愛を感じました。

ラストにレノンの弾き語りによる映画の原題「Living Is Easy with Eyes Closed」が流れるシーンとスクリプトに、彼らの戦争と共に映画の僕の戦争が、スペインの地を境に変化するメッセージにこの映画の意義を感じ取れます。


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