65オヤジのスタイルブック

ヒップホップダンス技能士検定

今日の朝、テレビを見てたら、茶々丸オヤジには興味深いニュースが流れました。

ヒップホップ技能士検定が初めて実施されるそうです。

学生時代は、ディスコに通い、ダンスに明け暮れた生活をしていた僕にとって、「エー」って絶句しました。

しかも、その複線として、公立中学のカリキュラムの中に、すでにダンスの事業が取り入れられていることに二度絶句しました。

しかもこの検定は、厚生労働省が認可する財団法人職業技能振興会によるものです。

しかも、この検定料が、すごいです。先ず、テキスト代金6,000円。検定料が2万5000円。さらに合格すると認定登録料が5,000円で、三度目の絶句です。

若者の文化を、またもや天下り?団体の私腹を肥やすために使うのかってあきれてしまいます。

そもそも、特定のダンスを、中学のカリキュアラムの必修科目にすること自体疑問です。

日本人ダンサーのレベルは、どの分野にもおいてもかなり高いものがあります。でも、そては、個々人の努力によりなしえたもので、画一した世界の中で育まれる物ではないと思います。

まして、ヒップホップは、ダンスと音楽とアートの三つの融合した黒人文化をベースにして生まれています。そんな文化を机上で学んだって無駄です。

僕が、危惧するのは、一時的なブームにより増殖する技能士と生徒とのバランスが崩れた時に、無意味な資格証書だけが残り、ダンスインストラクター難民が生まれるんじゃないかと思います。

本当に必要なのは、世界で活躍する可能性のあるダンサーへの支援ではないかと思います。


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