さて、岡北さんで、美味しいうどん食べた後は、初恋の女性に会いに京都市美術館に。
茶々丸オヤジの初恋の女性は、フェルメールの手紙を書く女です。
今回「フェルメールからのラブレター展」で、再度来日しています。
1999年に、京都市美術館で開催された、ワシントンナショナルギャラリー展でした。
8号サイズの小さな作品が、きらきらと輝いてペンを休め、こちらを見つめる瞳にひきつけられました。
今回の注目は、初公開の青衣の女。
長い間の修復を得て、今回オランダアムステルダム美術館に先駆けて日本で公開されています。
修復前後の姿が解説され、その修復技術により、フェルメールブルーと言われるプルシャンブルーの青とともに、細微にわたり隠れていた姿が甦っています。
フェルメールは、30数点とも言われる現存作品が少ないことでも有名です。
それゆえに、どの作品も貸し出しされることが稀です。
この機会に、京都の繊細の美とともに、フェルメールの緻密な描写と独特な光の質感を体験してみてください。