今回は、村国座で行われた、バンドネオンの三浦一馬Xクラシックギターの大萩康司によるデュオライブをご紹介します。
バンドネオンと言えば、アルゼンチンタンゴで知られるアコーディオンに似た楽器で知られています。
この楽器、とても魅惑的な音色を持っていて、僕もその音色に魅了された一人です。
バンドネオン奏者としては、なんと言っても巨匠ピアソラが有名ですが、最近では、小松亮太さんの存在により、かなり知られるようになりました。
三浦一馬さんは、若干21才にして、バンドネオン界の最高峰マルコーニに師事して、国際大会で日本人初で最年少で準優勝を果たした、若手バンドネオン奏者として注目されています。
今回は、クラシック界のイケメン実力派ギタリスト大萩康司さんとのコラボレーションで、クラシックとタンゴの名曲を2時間近くにわたり、熱く奏でてくれました。
ソロでは、お互いが、クラシックとタンゴの異なるジャンルを、オーケストラ部分も含めて力強く演奏、彼らのすばらしい実力と才能を感じました。
村国座の異空間にあって、西洋のクラシックな楽器との競演は、演奏する側も鑑賞する側も、とても特別なものになったと感じます。
また、いにしえの空間で、また新しいアーティストの出会いを体験してみたいと思います。