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浦上父子コレクション展 岐阜県現代陶芸美術館

先日、岐阜県多治見市にある岐阜県現代陶芸美術館で開催中の浦上父子コレクション展を観賞しました。

ここ数年、当美術館では、日本の古美術陶芸のコレクションを中心に全国の美術館やコレクターの協力のもと展覧会を開催していて、古美術、骨董のファンには興味深い展示が行われています。

今回の展覧会は、山口の実業家・浦上敏朗氏が山口県立萩美術館・浦上記念館所蔵の東洋陶磁と浮世絵のコレクションに長男の浦上蒼窮堂店主の満氏の北斎漫画のコレクションが展示されています。

今回の展示で特筆すべきは、中国の陶磁のコレクション。紀元前時代から後漢、唐、北宋、明へと連なる中国史における陶磁器コレクションが網羅されていること。まさに壮大なる中国の歴史の中で育まれた陶芸の旅を味わえることができます。

また、北西漫画や富嶽百景、古越磁の羊、犬や鶏などの動物群に漢時代の四神銅鏡などの普段目にすることがないコレクションも今回の特徴となっています。

現在、多治見市では、国際陶磁器フェスティバルも開催中。今回の展示も含め陶芸に関する様々なイベントも楽しめますので、ぜひこの機会に訪れてみてはどうでしょう。


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