今回は、ワールドカップで盛り上がる中で公開中の劇場版「スラムダンク」のTHE FIRST SLAM DUNKのレビューです。
僕が鑑賞したのが、ワールドカップのクロアチア戦前、スラダンでテンション上がったところで、ベスト8進出といきたかったのですが残念な結果に。サッカー好きの僕にとっは少しショックで、間をおいてのレビューとなりました。
井上雄彦氏が自ら脚本監督をを手掛けた劇場版スラムダンク。原作を読まれてる方はご存知の通り、インターハイでの絶対王者、山王工業戦を独特な作画アニメーションで再現、アニメでは山王工業戦はもとより、新たに劇場用に脚本されたストーリーとしてポイントガード宮城リョータをメインに描かれてます。
内容は触れませんが、音楽がとても今の時代にピッタリで主題歌を歌うThe Birthdayのチバユウスケのボーカルでいきなりの臨戦態勢、余韻を残しつつの10-FEETのエンディング曲も最高でした。僕自身、近年の井上雄彦氏の作画が好きで、冒頭からその魅力が浮き彫りになります。
山王戦での戦いも無駄な解説なしのリアルなゲーム展開に、アニメだからこそ味わえる山王の最強さと湘北メンバーのキャプテン赤城、三井、流川、桜木のそれぞれのプレーとその背景も思い浮かぶサブストーリーも魅力的でした。そして宮城リョータを主人公に据えたところも新鮮な感動と感涙がありました。
※鑑賞プレゼントのコースターに仕込まれたアイデアも最高でした。