孤独のグルメ、深夜食堂、そして東京センチメンタル、50代の男を描いたドラマが静かなブームです。なかでも、今回の東京センチメンタルは、今もっとも持てる50男の古田鋼太郎が主演を務めたテレビ東京系の深夜ドラマがDVD化されました。
今回の主人公は、東京下町の老舗和菓子店主の久留里卓三。55歳のバツ3男で恋愛体質の独身。彼が、毎回ごとに出会う女性に恋する恋愛模様を描いてます。
恋する相手の女性も20代から60代の女性と幅広く、幼なじみに元妻、キャバ嬢と千差万別。久留里は、下町の名所やグルメを紹介しながら出会う女性とデートを楽しむのだけど、下心を胸に秘めながら、常にプラトニックに失恋を繰り返します。
久留里演じる古田さんは、実際は肉食系の50男だと思いますが、そのギャップが何とも、かわいく、高畑充希演じるアルバイトとの大人げないやりとりも微笑ましい。
僕もそんな、50男の一人なんで共感することしきりのドラマです。ただ、久留里のような出逢いが少ないのが残念ではありますが。
若い頃は、50代の憧れの男性には、ある種の怖さと威厳さを感じ、かなり老齢なイメージがありました。今自分が、その年になると、経験によるうんちくとは逆に精神年齢は、若い頃と変わらない、そんな男が親近感があって良いのかなと、勝手に納得してます。