先日紹介したコロンビア大学の盲目の女性教授、シーナ・アイエンガー氏の「選択の講義」コロンビア白熱教室の全5回の内容を紹介する第2回目です。
茶々丸オヤジの講義の内容を要約する自分のメモ的なものですので、内容をもっと知りたい方は、ぜひ視聴をオススメします。
第2回は、選択しているのはあなた自身?です。
先ずは、選択は文化や風俗、人種などの違いがあることを、教授自身の体験をもとに述べられています。
そして、選択の観点を四つの視点から、調査研究などの事例を通して解説されました。
その事例として、恋愛結婚と見合い結婚における、離婚率と幸福度の調査やアメリカとスエーデンにおける富の分配の違い。国家間の相互理解の難しさと企業の相互理解による成功例を、あるシティバンクの例を挙げてわかりやすく示されました。
1.誰が選択するのか
選択とは私(個人)ではなく、私たち(個人のとりまく環境)が選択をしている。
2.誰が支配しているのか
選択を支配しているのは、個人の意思とは別に、文化や人種の違いが支配している。
3.選択には、どんな違った理解の仕方があるのか
選択には、見せ掛けの選択と認識する選択がある。
4.意味のある選択をするには何が必要か
意味のある選択とは、相互理解が必要である。相互理解の方法として多言語を学ぶことが重要で、価値創成が大切である。と結論されています。
現在のあらゆる社会において、相手のことを十分に理解する事が、意味のある選択(価値のある選択)につながることを学びました。