ここ数日の話題は、由紀さおりさんが、注目を浴びているニュース。
アメリカのジャズオーケストラのピンクマルティーニのリーダーが、由紀さおりさんの中古アルバムを手にしたことが縁となって、1969年の名曲を網羅したアルバムを発表。
そのアルバムが、全米ジャズチャートの音楽配信で1位の快挙となった。
茶々丸オヤジも子どもながらに、夜明けのスキャットの「ルー、ルー、ルルル」のフレーズは今も鮮明に残っています。由紀さおりさんの澄み切った癒しの歌声とアルバムにおさめられた曲が日本語で歌われていることも人気の一因となっているようです。
僕たちの時代は、個人の音楽の変遷史に、歌謡曲と言うジャンルははずせないことを今もって認識しました。
こうやって、1969年の名曲を耳にすると忘れられないフレーズが懐かしく、また心地よく感じます。
そして、世界の音楽シーンで日本の「歌謡曲」が再認識される時代を思うと、かつて、海を渡った浮世絵が世界で評価されたように、日本人が忘れ去られようとする誇りが甦り、その誇りを再認識させてくれた世界の人々に感謝したい思いです。
姉の安田祥子さんとのデュエットの夜明けのスキャットも素敵です。