65オヤジのスタイルブック

喝と天晴れ

日曜日の朝の番組で、大沢親分と張本さんが一週間の出来事を評して喝と天晴れで批評するコーナーがある。

これ、もっともだなと思うこともあるけど、ほとんどお二人のご勝手論が多い。
特にスポーツは勝手三昧だ。
横綱の朝青龍が、7場所連続の優勝の瞬間に涙したことに、張本さん喝で泣くなと言う。自分が球界では嫌われ者だったので、それを通せというから勝手も通り過ぎて、自我自讃。
大偉業を達成しても称えられず、礼儀知らずの外国人横綱と何かと批判される悔しさからの涙じゃないかと思うけど。僕は賛辞を送ります。

この二人、現在のプロ野球をろくに見てないのに、テレビの前では喝ばかりお二人とも元気なんだから、キャンプ視察をしながら今の選手を見なくちゃ。ほとんど選手の名前も知らないんだから。
喝という言葉も世の中を達観した人が言えば説得力があるけど、ご両人朝の番組しか出番がないから、今となっては、年寄りの遠吠えにしか聞こえない。
今の高齢者の方々は、新しいことにチャレンジする元気な人が多いんですよ。

Qちゃん復活に、世古さんが、肉離れについて「子供が言い訳するから言ってはいけない」と批判した。ここまで来るとメダルを期待されながらプレッシャーに負けた元選手の嫌味としか聞こえない。
そんなことで、言い訳する子供なんかいない。子供も大人も言い訳するときはするものだ。むしろ、素直に復活を喜び、感動し励まされた人の方が多いと思う。

まっすぐな目で物事を見ず、ことさらに批判を繰り返す世の中の方が醜い心を作ってしまうことに気づかないかなと思う。

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