65オヤジのスタイルブック

永遠の手塚治虫

手塚治虫が漫画家デビューして今年で70年を迎えるそうだ。僕の手元にも、火の鳥の他、愛蔵版として手元に置いています。

手塚治虫という存在は、僕も含めて漫画界において別格の存在で、その後の漫画家に多大な影響を及ぼした巨人と誰もが断言すると思う。

先日、NHKのBSの100分de名著スペシャルで「100分de手塚治虫」が放映されました。手塚を愛する四人の論客が、それぞれの視点で手塚ワールドの魅力を語り、たいへん興味深く観ることが出来ました。観ていない方は、11月19日午前0時よりEテレにて再放送されますので、ぜひ観てほしいです。

生前のインタビューなども交えた4人の論客と進行役の伊集院光の手塚への敬愛を感じる内容は、少年少女漫画では、鉄腕アトム、リボンの騎士。青年漫画としてMWや奇子、火の鳥などを通じて、手塚文学(もはや漫画を超える存在)を解説、ジェンダーフリーや犯罪や事件、その先見性とタブーへの挑戦、円で構成された独自のエロティスズム。キャラクターの中にある多声性を持った長編ストーリー。輪廻による生命讃歌など、手塚作品は、すべてが名著に値し、改めて手塚治虫の偉大さを再認識できました。

今や日本を代表するサブカルチャーとして世界で認められる存在の漫画。その中で、時代を超えて読み継がれる漫画が手塚治虫であり、手塚治虫を読まずして、日本の漫画を語るなかれと強く感じます。

時代を超え、読む者に時空を超える手塚治虫は永遠です。


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