65オヤジのスタイルブック

DVD ビブリア古書堂の事件手帖

画像1

映画館で観れなかった作品をDVDで観るシリーズ。今回は2018年公開の黒木華主演の映画「ビブリア古書堂の事件手帖」です。

原作は、三上延原作のベストセラーミステリー小説で監督はしあわせのパンの三島由紀子、主演に黒木華に今や人気俳優になった成田凌が重要な役どころを演じたデビュー作です。他には、野村周平、東出昌大、夏帆が共演しています。

内容としては、野村演じる大輔が祖母の形見の夏目漱石の「それから」を父の後を継いだ黒木演じる女性店主の栞子が営む古書店「ビブリア古書堂」に持ち込んだことで起こるミステリーです。栞子は古書を手に取ると持っていた人の半生がわかる能力を持った人で、大輔は優しかった祖母に生前、この本を触ったことで叩かれた経験から読書にトラウマがあり、この店にアルバイトをすることで、祖母の隠された秘密が解き明かされていきます。

成田は、古書コレクターで正体不明の人物ですが栞子と大輔、祖母の秘密に絡んでくる重要な役柄を演じていますが今日の若手実力派俳優の片りんを見せる演技でした。過去役で、夏帆と東出が演じている役どころが、この作品の肝で、むしろこの二人にスポットがあたり、主役の野村と黒木の恋愛事情もあり役どころとしての存在感は薄まっているように思います。その点が尺に制限がある映画の限界点かなと思ってみてました。

しかし、演技派俳優としての脱皮をはかり、寝ても覚めてもで演技が不倫騒動でかき消された感があった東出ですが、この作品をあらためて観た人はどう思うのか。ちょっと不運に感じたりします。あっ余談ですが唐田えりかの復活も映画ファンの一人して望みたいところではあります。

画像19


映画レビューランキング


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「【映画・ドラマ・演劇】」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事