映画館で観れなかった作品をDVDで観るシリーズ。今回は異色のゾンビ映画「ウォーム・ボディーズ」です。
ホラー作品が苦手な僕は、手のひらや枕をかざしてしか観れないのですが、ゾンビ映画だけは、そんなことしなくても観れるようになりました。たぶん、マイケルジャクソンのスリラーのミュージックビデオおかげだと思いますが、今回の作品は、なんとラブコメ作品とあって楽しく観れました。
ストーリーはゾンビと人間の男女の青年が恋に落ち、平和のために、ゾンビから進化した残忍なガイコツ集団と戦うという内容です。
監督は「フィフティ/フィフティ」のヒットで有名なジョナサン・レヴィン。恋するゾンビ役Rには、子役の頃から活躍している期待のニューエージ、ニコラス・ホルトがナイーブな優しきゾンビを演じています。Rの恋する娘の父親にはジョン・マルコヴィッチがゾンビを壊滅を指揮する大佐を演じてます。
劇中に流れる音楽が、ラブソング満開の時代を彩った名曲で、言葉を発するのが困難なゾンビRの恋心を表現して異様な心地よさを感じました。
ゾンビ好きの人もそうでない人も、未だかつてないラブロマンス映画を体験できると思います。