キアヌ・リーヴス主演のアクション作品「ジョン・ウィック」を観賞
キアヌのアクションと言えば、マトリックスのイメージが強く超えられないなと思ってましたが、そのはまり役を、異なるキャラクターで裏切ったなって感じるのが、今回のジョン・ウイック。
さすが、マトリックスのアクションを担当したチャド・スタエルスキが監督とあって、リアルなアクションが全編に組み込まれた内容となってます。
物語は、アクション映画にはお決まりの復讐劇ですが、今回は愛する女の思い出に満ちたもの。その思い出を壊されたことで、伝説の殺し屋ジョン・ウイックが復活。かつての雇い主のロシアマフィア相手に一人で銃とカンフーで挑む様は、クールとワイルドが共存する感覚を持ちました。
音楽とアメコミ的なシチューエーションなどは、現代的な西部劇って雰囲気があり、マカロニウエスタンの造語で例えるならモダニズムウエスタン。現代的な要素を踏まえながら、アーティスティックな表現に満ち満ちた作品でした。