コロナ禍の夏休みもあとわずかになりました。なかなかお出かけもままならない状況ですが、密にならないイベントなどはコロナ禍の中でも心の癒しになるのではと思ってます。
メディアでも紹介されている会期まであと僅かの美術展を2回にわたって紹介したいと思います。
なかいれいさんの絵とけーたろうさんのストーリーと文による絵本「おばけのマール」は三岸節子の夫で洋画家の三岸好太郎の故郷、札幌を舞台におばけのマールが好奇心いっぱいに駆け回るお話です。
札幌の子供たちには絶大の人気を誇るマールが昨年15周年を迎えて、今回北海道から一宮にやってきました。実はマールシリーズの最新刊「おばけのマールとモーニングのあとで」はここ一宮市が舞台となっています。地元や愛知の人ならおわかりかと思いますが、タイトルのモーニングは喫茶店文化の発信地のドリンクに無料で付くモーニングサービスをさしています。
今回の展覧会では、最新刊の原画を初公開、さらにシリーズの名場面を中心に原画や貴重な資料が公開されています。
しかもほぼ全部の原画が写真撮影ができ、子供たちが遊べるスペースが設けられていて親子で楽しめる企画になっています。夏休みの思い出にぜひ絵本展に訪れてみてはどうしょう。