65オヤジのスタイルブック

映画「ブラック・スワン」

先日、いろいろと話題が尽きない、映画「ブラック・スワン」を観てきました。

映画館に行くたびに予告編で紹介されてるので、痛いシーンの連続のサスペンスを一人で見るのは正直苦手な茶々丸オヤジですが、レオンの少女の印象が強いナタリー・ポートマンが、今回オスカー女優にまで昇りつめた演技に注目しながら、目を凝らしながら見てました。

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誰でも知っている「白鳥の湖」を白鳥と黒鳥の陽と陰、善と悪を対比させながら、主人公の中に苦悩の中に潜んでいる悪魔が、浮かび上がり、クライマックスまで飽きることの無い映画でした。

ナタリー・ポートマンのバレーのダンスシーンがどこまでかと、スキャンダラスな話題もありますが、白鳥から黒鳥に変貌する姿は、その表情だけでも十分にオスカーを手に入れたことの証です。

今回の作品は、オーソドックスなパターンで、謎解きの楽しさには欠けると思います。でも、その謎が解ける過程が、緻密で美しく、まさにバレーの持つ繊細さとしなやかさが加味された、もっとも美しいサイコスリラーでした。

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