今月3月、愛知万博開催から10周年を迎えるそうです。僕も愛知万博には3度足を運び、パビリオンもほぼ来場しました。印象深いのはイタリア館の古代ギリシャ時代のブロンズ像・踊るサテュロスやアルゼンチン館のタンゴの妖艶なダンス。キューバ館で吞んだ、本場のモヒートなど海外のパビリオンに惹かれた思い出が残っています。
3月28日には、記念行事が行われるそうですが、感心したのが公式サイトが10年経った今もあること。改めて観てみると、その魅力が再認識できると思います。
会場へのアクセスとして利用されたリニアなどの負の財産もあるものの、愛知万博を境に周辺地域が大きく開発され、魅力的な地域を形成している点でも、2千2百万人の入場数と共に、このイベントが行われた意義は大きいと思います。
現在の会場は、自然が豊かな公園として休日ともなれば、イベントや家族の憩いの場としてにぎわっています。また、開催中は観覧が抽選で観ることが困難だった「サツキとメイの家」はコンビニでの事前チケット購入です。容易に観覧できるようになり今も人気を博しています。
自然の叡智をテーマに開催された愛・地球博。万博のマスコットキャラクター、モリゾーとキッコロと共に、この愛知が自然との共存共栄のアイデアを発信していってほしいと願います。