待ちに待った東京オリンピック開催（2020年）が決定しました。
ネガティブな部分が多くあった2020年の開催地候補地を決める国際オリンピック総会でしたが、マドリード有利の下馬評を完全に覆し、東京の見事の逆転勝利となりました。
最終のプレゼンテーションがカギを握ったといわれる今回の決定は、一番にメダリストを含めた日本のアスリートの団結力が一番の要因だと僕は思います。
猪瀬知事の問題発言から福島原発の染水漏れの報道と身からでる膿を直してきたのは、アスリートの情熱の炎が最後まで消えることなく燃え続けたことが大きく、オリンピックの象徴である聖火の炎を感じました。
開催に向けて首都東京の抱える問題はまだまだあると思います。また福島原発の汚染水漏れも解決が補償されるものではなく、福島の方の復興のスピードが遅くなる懸念は理解できます。
しかしながら、オリンピック総会と言う公の場で、問題解決を表明したことは、逆に2020年までに諸問題を完全に解決するためのタイムスケジュールが示されたことになり、景気も復興も同時進行で行うことが明確になったのでは感じます。
また、オリンピック＆パラリンピックである東京が、被災地や障害者と共に進むオリンピックとなるように成功に向けてひとつ、ひとつの課題を克服して、新しいオリンピックの姿を示す東京オリンピックを願っています。
