折り返しのメールや電話は彼らの思うツボ。みなさん、無視しましょう。
さて、アート業界にも、とうとう悪徳商法を飛び超えて詐欺商法が登場しました。今日の朝のニュースで、ちらっと聞きましたが、絵画商法で有名な名古屋のニホン画廊(過去に業務停止命令を受けている)が、今度は、詐欺まで犯し、消費生活センターで苦情を受けているそうです。
その手口は、以前購入した顧客から、ローンだけを組ませ、商品もお金も返さないもの。
引っかかる方も方ですが、少し考えれば、経営困難に陥っての犯行は明確です。
ほんとにこの手の業者には、怒りを飛び越してあきれます。
茶々丸オヤジは、店でも、ネット上でも、再三注意を促してきました。
実際、市場で通している、高額なファインアートは、この手の悪徳業者に販売により流通してるケースが極めて多いです。
そして、高額な商品がお値打ちに(中古絵画になります)購入できるのも、被害者からの入手によるものが多いです。
つまり、資産価値なんてまったくないのですが、資産価値や買取保障などを謳い多額のローンを組ませるケースが後をたちません。
くれぐれも、呼び込みによる展覧会の案内には絶対にのらないでほしいです。
今も、昔も資産価値のある絵画は、ほんの一握りです。
価格に関係なく、お客様が、ほんとに満足できるアートが価値のあるアートだと思います。
そして、アートは、観る人に安らぎや元気、感動をあたえることが本来の役割です。
茶々丸オヤジも、こんなニュースや被害者を見聞きするたびに、アートを通じてお客様が幸せをお送りできるように、誠実にアートと接していきたいと考えています。
最新の画像もっと見る
最近の「【美術鑑賞・イベント】」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事