65オヤジのスタイルブック

T字路s LIVE・Tokuzo名古屋3/23

T字路s - はきだめの愛 (Official Music Video)

先日の3月23日、T字路sのライブを観に名古屋の得三へ。先日のDVDでも紹介した下衆の愛の主題歌と挿入歌を歌っているベースとギター&ボーカルのツーピースバンドです。

結成7年になるバンドの存在を知ったのは、朝のラジオ番組でのゲスト。ハスキーな歌声が男性と聞き違えるほど力強いボーカルに惹きつけられ、ライブを観たいと思い、グッドタイミングでチャンスを得ました。満員御礼となった会場は、熱気にあふれ、デビューからボーカルの伊藤妙子とベースの篠田智仁を支えてきたコアなファンが最前列で、幅広い年齢層のファンが、ライブを楽しみに登場を待つ。

初のオリジナルフルアルバムリリースツアーとあって、前後半、3時間近い熱気あふれるライブでした。曲の合間に繰り広げるボーカルの伊藤妙子のトークは、フレンドリーでユーモアにあふれて、その太い歌声と共に二人の愛するブルースの音楽性が反映されていて終始飽きさせない魅力があります。また、寡黙なベーシスト篠田智仁のはにかんだ表情も静と動のバランスがあってバンドとしての独特な存在感があります。

ラブサイケデリコ、グリムスパンキー、そしてT字路sと女性ボーカルの光るツーピースバンドが注目されてきました。それぞれのバンドには、その音楽スタイルも異なりボーカルの個性も男性プレイヤーの個性も異なります。

ただひとつ共通するのは、時代に流されない強い意志を彼らから感じるのは、僕だけではないと思います。また、彼らの持つ音楽性は、日本の音楽史の中で育まれてきた結果ではないかと感じます。先人が築きあげてきた音楽の成熟した形がこれらのバンドにあるように思います。


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