今日は、世界エイズデーです。
先日のピンクリボンなど、リボンのマークで連帯をあらわしたのは、おそらくエイズのレッドリボンが先駆けだったような記憶があります。
日本のミュージシャンが、社会的啓発活動を行ったのもエイズがきっかけだったように思います。
今でも、カラオケでよく歌われる、桑田&ミスチルの奇跡の地球は、エイズキャンペーンソングでした。
また、1993年に、デンゼル・ワシントンとトム・ハンクスの共演やブルース・スプリングスティーンの音楽で話題となった映画「フィラデルフィア」はエイズに対する偏見やゲイなどのマイノリティに対する差別と戦う人々を描き、僕にとっても印象深い作品です。
エイズにより、将来を嘱望された多くのアーティストがエイズによりなくなっていったことから、常に関心事でした。
地下鉄の落書きから、アメリカを代表するアーティストとなったキース・ヘリングは、自らが感染者となり、エイズの啓蒙活動(アクト・アゲンスト・エイズ/AAA)の最初のポスターを描き31歳の若さで亡くなっています。
他にも、写真家のロバート・メイプルソープ、ハーブ・リッツ、歌手のクイーンのフレディ・マーキューリー、オーストラリアの国民的シンガーのピーター・アレン、俳優では、ロック・ハドソン、アンソニー・パーキンスなどがいます。
世界的レベルで感染者が増えているエイズ。この日が来るたびに、才能在る人々や希望の未来を夢見た無名の人々の尊い命が忘れないことが大切だと感じています。