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65オヤジのスタイルブック

ドビュッシー、音楽と美術・ブリヂストン美術館

東京美術展巡り、第5回目はブリヂストン美術館で開催中の「ドビュシー、音楽と美術」です。

19世紀末から20世紀初頭にかけ活躍したフランスの天才作曲家・ドビュッシーと親交のあった印象派の画家たちや影響を受けた美術との関係を、オルセー美術館やオランジュリー美術館、そして、ブリヂストン美術館の作品を150点余りを通して、ドビュシーの生涯を紐解いていく、美術ファン、音楽ファン両者に興味深い展覧会でした。

会場には、当時のフランスは、音楽、文学、美術、舞台芸術など、各分野で活躍するアーティストたちが、互いに影響しあいながら、時に共同作業で作品を作り上げていきました。

その中心的存在の一人にドビュッシーがおり、没後も様々なアーティストにリスペクトされる稀有な作曲家でした。

そして、彼自身も様々な芸術にリスペクトされながら、作品を発表しています。

本年は、ドビュッシー生誕150年で、フランスでは、ドビュッシーイヤーとして、オペラやコンサート、講演会などのイベントが催されているそうです。

今回の展覧会も、パリ・オランジュリー美術館でパリ展が開催され、日本展がブリヂストン美術館で開催されています。

こうした展覧会が開催されるのも、石橋財団のコレクションが海外でも評価されている証明とも言えます。

クラシックや音楽ファンにも楽しめる、また、美術ファンにも従来の展覧会とは違う視点で楽しめる展覧会です。名画と音楽を巡る美術展に足を運んでみてはどうでしょうか。


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