それは、間違った選択だった、かもしれない。
館の主が残した、あの女を、地下に閉じ込めておく為の封印を解除して…それで、しかし状況は、奇妙な変化を見せた。何処か解らない、そんな部屋の中に自分は居て、不意にライトを照らした先に、”あの女は”大きく口を開き、笑って立っていた。
何とか逃げ出した先に、人が吊るされていた、誰かは解らなかった、その先に、それでも逃げ延びる為の屋上、それへの道が開いた、しかし。
その先は、行きどまりだった。
口ずさみ始めた歌を、何故歌い始めたか…自分ももう解らない、ただ。
という訳で、屋上?への道を何とか。
…まあ、そうすね、夏なんか良いかもね、うん。
なんやんこれは。
と言う訳で、…出口?
選択は間違えたのだ、ろう。
ただその時は、何かの怒りの方が、先に立ってしまった。
解り切った結末だ、館の主がそうだった様に、自分もまた、歪んで開いた、耳まで裂けた口から洩れる、歓喜の悲鳴と共に…その手によって、切り裂かれて行った。
…ぼんやりと、自分は不意に、その様を、多分自分の死体だ、同僚のそれの様な、それを見ていた。
その女が不意に、自分の方を見上げる様に、見た。それは憐れむような…そんな奇妙な笑みを浮かべていた。
館の主も或いは多分、”それ”を見たのかもしれない。
消えていく意識の中で、少し想った。
自分は、間違えたのだろうか…それとも。
という訳でクリア?ですがまあ、何となく、バットエンドの方でオチにして見ました。正直キツいなと言う時にこの動画があり、まあ結構助かりましたが。
「面白いか?」と言うと間違いなくお勧めはしませんが、それでもいわゆる市販の駄作?の様な、いやーな気分には成らなかった?だけ、同人としてはまだ良作?と言うべきなのかもしれませんね。
…まあ良くある、この帯域の定番品質ゲーム、でしょう。
それだけに今後、このレベルを買う事に多少、ためらいの様なモノは有ります(・・・)。
とは言え多少、ダメージの様なモノは入りました。ゲーム実況とは結構過酷なのだと言う理解と共に、次やるんですか?な感じ。
ではまた。