気づくと、訃報が続く2月だった、感じではある。
是非はともかく、状況の悪化、その原理だったりもするのだろうか。
先人もブランドも居なくなる中、本日の「ロードオブロード」進捗。
「ロードオブロード」5r 第6回目
前回の状況
スコアー22、要求75、借金最大ー34
1.領域パーツ選出
本日のダイス
白:3,4:7
黒:3,2:5
白7 3432
「要求」75+7=82
123456
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パーツ
3432
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2.領域形成
S
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3.不足補填
前回の残骸
65122 21115 44412 21213
┗┛━┃┃ ┃━━━┛ ━┃ ┃━┃━ 使用
不足形成 無し
4.報酬選定
不足補填あり、報酬査定、1D6→5
コスト消費 ー22-0=ー22
スコア ー22+5=ー17
5.現在の結果
借金最大 ー(34+4+16)=ー54
スコアー17、要求82、借金最大ー54
・・・ま、一応はそんな問題も無し、には・・・。
「娯楽が足らない」と、先日ぼやいた矢先ではある。飯塚昭三氏が無くなり、他にも幾つか訃報が続いた。歌手の黒崎真音さんという方は、あの神田沙也加さんともデュオを組んでいた事もある人、という事で。ちょっと個人的に不意に作っていた物と、微妙なシンクロもあったのだろうか。
という訳で、昨日ちょっと作った新作PVだったりする。
「陽幻鴻女」
友人が失踪したあなたは、その行方を追ってその街へ出向いた。だがそこに有ったのは、江戸時代から続く、日本をも覆う狂気だった、友人はそれに飲み込まれたのだ…そしてその魔の手は今、貴方へ。
「ようげんこうじょ」太陽の”様”な翼を持つ女、的な意味での造語。中国の方には姑獲鳥(うぶめ)とか、フケイとか言う人頭体鳥の妖怪、というかがいたりするので、そう言う感じのイメージではある、戦争の予兆として現れる事がある、そうな。人心を掌握し、任意に操れるそれは、しかし国の乱れを前にして求められる”何か”だという。それはその街で密かに飼われていたのだ…そんなイメージでのホラーAVG、という感じ。相変らずPVのみで自分の熱意は終わってしまうのだが今回は、それでもAviutlを全編使用しての編集ではあり、まあMP4出力のプラグインのおかげではあるのだが、ちょっとスタンダードに寄った感じは一応、満足し得る出来とは言える、個人的には。
PVとしてか、ともかく動画的な演出のクオリティはまあ、PVって事で。
ともかく主観的には、「その気」になったのは、多くの喪失が予想されたからか、それとも逆か?ではある。感覚で、「減った分を補充する」と言う理解で、創作は需要がある。特に昭和からの喪失は大きい、その辺を埋めねば崩落がある、様な感覚の先に、”彼ら”が抱えていた様な物の、代替となる様な「叡智」がそこに必要と言う場合、「誰か?」は、不意にそこにはある訳だが。その是非は思う。
独裁創作、それはでも、多くが「不要」を創るのだ。
この劇中の?「陽幻鴻女」もまた、自身を維持する為に生贄を必要としている、その悲劇の先にある話。
創作的には「幾ら国を維持する為とはいえ、”それ”が生贄を必要とするようなものではあっては成らない」それは正論として、ある。ただ、戦前戦後から考えると「普通」かもしれない、お国の為に命を捨てるのは当然だ?し、その前には大きな建造物には”人柱”を埋めていた、という話もある。故にちょっと、このネタを考える際には微妙な抵抗の様な物もあった、大元の「オーダー」その感覚への反発?だろうか。
日本人は大人しい、天皇制の存在故というが、それは気持ち悪い。
「不満が有ったらデモの一つも起こさないのか?」的な、そう言う問いを前に冷静な?国民性への疑問、それを肯定するような作品創って良いモノだろうか?は、ちょっと考えたりはした。
…ただ、気づくと自分も、「犠牲は」的な?それは少し持っていた部分はある、のかもしれない。
という、感覚の提示によって「ではもう私は不要だという事だ」的な感覚になったのか、或いは「次の生ではこうは成らないという事だ?」と言う理解に至ってか?は、ちょっと今の状況では考える話だったりはする。プラスもマイナスもある、前者が救いの場合もあるだろう、後者が絶望と言う場合もある。是非は解らない、ともかく居なくなった人が抱えていた物を補充する様な、衝動はそういう感じだったのだろうか。
出来は悪くもないだけに、少し、色々な物は思う。
現状の世相は、カウンタ数値を見る様に、”これ”を許容はしていない。こういう不足を埋める事はしない、訳だ。自分には「それで一体何が”面白い”のか?」は思うがしかし、相手にとっては、平成を通して続く体制を転覆されるよりは、塩を使わない料理しか出ない今の世界の方がよっぽど面白い、的な事を言うかもしれない。昆虫食には否定感がある、食料危機には疑問がある、それでも、世界は”今”を維持しようとしている。
自衛くらいしか出来ないとしても、それもいつまで持つものか。
世界は危機的状況だ、様々な意味で。