あげちうのブロマガ

平成とは木乃伊が闊歩した時代

また訃報、ではある。アニメーターの木村貴宏氏が、亡くなった、そうな。

同人系、というかでは、かなり有名な方の訃報は、やはり現状に何かの面倒を連想は、する。

 

「やはり止めた方が良いんじゃ」的な意識と共に本日の「ロードオブロード」進捗。


「ロードオブロード」5r 第15回目

前回の状況
 スコアー17、要求174、借金最大ー102

1.領域パーツ選出

本日のダイス
白:2,5:7
黒:1,3:4

白7 2513

「要求」174+7=181

123456
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パーツ
2513
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2.領域形成

  S
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3.不足補填

前回の残骸 未使用

不足形成 無し


4.報酬選定

 不足補填なし、報酬査定固定 5

コスト消費 ー17-0=ー17
スコア ー17+5=ー12

5.現在の結果

借金最大 ー(102+4)=ー106

スコアー12、要求181、借金最大ー106

割と安定、しかし大きな変化も無し・・・


木村貴宏氏、知名度的には「勇者王ガオガイガー」のキャラクターデザイン、とかで有名な、初期には18禁エロゲームの「ヴァリアブル・ジオ」とかでの活躍…で一目置かれてた、様な。「コードギアス 反逆のルルーシュ」と言う作品でも、キャラクターデザインは前面に出ていた…その死去には、監督が同じ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」にも、何か影響はしそうというか…何かの因果をつい見てしまう。

平成を象徴するような「上手いアニメーター」その、再びかの訃報、ではある。主観ではどうも今、「艶っぽいアニメ絵」を描ける絵師は早死にする傾向がある、気はする。”それ”が平成と言う時代の背負う呪いなのか、それとも関わった作品の影響?なんにせよ、「絵で買う」様な作品では現場のストレスも重い、そう言う事だろうか。

それとも、「どうすれば売れる様になるんですか?」へ、返答出来ない、そんなストレスだろうか。

現状に対して「売れる絵を描けるようになれば」と、言えないのが深刻さ、いやそれは、昔からか。ともかくどれだけ上手い絵が描けても売れない、というのは昭和から続く基本的な障壁ではある。ユーザーからすると当たり前?だ、「だって面白くない」のだ。絵のクオリティで注目は集められても、その期待感?に対して比する中身が無いと、失望はより大きくなる。だからこそ、「中身」その充実は大事だ、というのが自分的にはスタンス、だが。平成は…そっちでは無く絵のクオリティ、そこに特化して突撃してしまった、そんな時代だった、ろうか。

・・・もちろんそれは、「中身が面白くても売れない」と言う、その現実を前にしての選択、だが。

気づくと、この先は思想戦、イデオロギーの戦争に突入していく。「変化を!」という、昨日のブロマガの内容は、結局はそのまま現状の体制への反抗を見せる事には。現状維持、を考える「世間」は、権力は?その否定に陥る、それが如何に売れるモノだとしても、社会を護るという意識からしたら、危険な反乱分子に等しい。

「これは売れない」と解っていても、現場は”仕事”を得る為には、求められる絵を描くしかない訳で。

矛盾していく現実はある、自身の絵は「売れる絵」だ、ともかく注目されるクオリティ、しかし。それが示す方向を、「内容」作品は向いていない、むしろ否定してる。それはつまり、劇中で暴れまわる「強敵」は”自身の様な奴”で、そして「それは倒されている」のだ。まるで自傷行為の様になっていく、精神が病んでいく、やがて本当に病に陥る…そんな感じは実はあるのかもしれない。

相変らず、視点で見ると酷い状況ではある、昭和の下層もかくや、だろうか。

とは言っても、一歩間違えなくてもクーデターを志向する様な”それ”は、果たして正しいか、だ。

ともかく?利益を期待する時、現状の想定では「思想性」そういうのは否定される、イデオロギーの存在その物が「売れなくなる要素」ではあり。こういう事例があり、こう打開された。描いて期待されるのは「ここまで」だ。「それ、作り話では?」を回避する為に、どうしても「リアリティ」現実的な事例、そう言う「世界」を足場にせざるを得ないが、結局は作者の主観になる時?”その”主観のクオリティを根本的に満たせるのは「王の権威」と言う個性、それに依存する事に成って。

この辺からも、「王の権威」と言う特権の存在は、不意に見えてしまい、そして反発は発生する。

創作が売れないと、経済さえ失速する。買えばいい、訳じゃなく「売れた」人々が買った、その事例が必要で。その時、人々が「買う」物は、様々な事情を背にして妥当だ、そう言うべきだろうか。売れる様に創る方法はほぼ見つかっている。ただ、その結果として現れる「変化」を、世間は?今も、受け入れがたい。

木乃伊取りが木乃伊になっていった、そんな時代だったろうか。

美しい女性のパッケージ写真の中身は、酷い輪姦物のAVだった、”そんな現実”は果たしてどこまで続くのか。

「売れればいいでしょう?」で自腹買いが横行した、そんな時代の影におびえる。

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