ちょっと、ここで少し話題にした「職能ランク制度」について。
「それはどういう物か?」のアウトラインを考える。以下、ゲーム?的なイメージ。状況からして「その他」の収入が著しく不安定、という事に成っているし、想定がちょっと希望的観測かもしれないのだが、まあその辺の感触も見たい、と言う感じで。
「ミニマムワールド ミニ」仮
「職能ランク制度」を、ゲーム的なシミュレーションで見ようとするアプローチ。
ゲーム内説明。
ランク
A 店長クラス
B 売り場管理クラス
C 技能職一般
D 工場勤務可能人員、一般技能習得者
E 単純労働従事者
その他 各種業種の独自運営者
データ
労力 Aが1、Bが2、Cが4、Dが6、Eが8
対価 Aが5、Bが4、Cが3、Dが2、Eが1
ゲームの概要
需要として、2D6、ぞろ目加算ありで出た数値を、A、B、C、D、Eの労力を「使って」形成すれば、仕事は終了。
出た数値がそのままスコア。使用したランクに対して、マスターは対価を提供する。
最後に、「その他」の獲得したスコア、として、2D6-7を行い、加算。
そしてまた、同じ事を繰り返して、どれだけ維持できるか?と。
ゲームの実際
0.準備
マスターに初期スコア10、各A~Eのスコアも5と設定。
1.まず、「需要」を選定。
2D6、ぞろ目加算アリ
2.その数値から、ランクA~Eに、仕事を要求。
A~Eに設定されてる「労苦」の数値を適用する事で、その数値に成れば良い
複数加算しても可。
3.その数値をマスターのスコアに投入。
需要の数値をそのままマスターのスコアに加算する。
4.達成した時の「労力」から「対価」を算出し、分配。
※要求7に対して、A1、D1と使えば、「対価」として、Aに5、Dに2を提供する。
5.最後に「その他」の成果を算出し、マスターの数値に加算。
2D6-7の数値を加算。繰り上げ無し、マイナスでもそのまま。
6.全体消費コストを減らす。
A~Eの獲得対価から、全部1を引く。この時、0以下になる場合はマスターの数値から引く。
以後、1から繰り返し。
例
0.準備
スコア マスター10、Aが5、Bが5、Cが5、Dが5、Eが5
1.需要
5,5+6,5:21
2.労力の対応
E×2、A×1、C×1 8*2=16、1、4 21
3.スコア加算
マスタースコアが、+21で、31に。
4.給与の支払い
E×2、A×1、C×1 2+5+3 10
マスタースコア31から10引いて、21に
スコア マスター21、Aが10、Bが5、Cが8、Dが5、Eが7
5.その他の成果
1,4:5.-7で、-2、マスタースコアが21-2=19へ
6.消耗スコアの決定
スコア マスター18、Aが9、Bが4、Cが7、Dが4、Eが6
第一期がこんな感じ。
ゲームと言うよりシミュレーション、全体像の把握、という感じなので面白いとか、そう言うのは意味が無い。一応、感触では?マスター側の采配を適当に出来れば、それほどの破綻は無いのでは?と言う気もするが果たして。
ちょい検討。一応、ストリードも掲載。
ストリード
プロデューサーシート
タイトル「ミニマムワールド」仮
概略 職能ランク制度が制定された世界をイメージしたカードゲーム
コンセプト「職場は何処?」
ハード的テーマ「職能ランク制度下の環境」否定肯定
まだ想定でしかないが、職能ランク制度が導入された場合の環境の現実
ソフト的テーマ「労働力をお金に変える方法」肯定否定
ともかく「働けばお金を得られる」「問題無い職場はある」と言うその
目的 職能ランク制度の実際と問題の提示
それは無い ゲーム内容が職能ランク制度と関係がない
ディレクターノート
非対称型での、政策シミュレーション。
職能ランク制度とその現実はどうなるか?
マスターが、一人。
後は、A~Eとする、そのランク者を象徴するプレイヤーを5人。
”その他”を示すプレイヤーが、一人?
ターン制。数ターン後に、税金の徴収。
その間に起こる問題を、イベント的に盛り込んで、その変化を見る。
主題 働けば何とかなる
情景 職能ランク制度下の国家
描写 カードゲームとして
注意 国の権限は大きい
主張 国の能力、指導は大事
矛盾 リアル?>テスト
end