ともかくか、データ的にも「就職氷河期世代」それは、棄てられた世代、ではある。
その人々を前に、「やむを得ない犠牲だった」みたいな話はどうも、怨霊が渦巻いてしまう。
※「pixAI」にて、タイトルをプロンプトに入力して出力
それは30年前の写真です、みたいなそれは、一部に激昂を呼ぶ。
最近か、やたら、というイメージだ。ともかく「魔法騎士レイアース」再アニメ化!とからしい、「らんま1/2」も話があり、そもそもその前には「うる星やつら」がリメイクされている…そう言えばこの前はブラックジャックも実写ドラマが有って、まあ「今は何時ですか?」と問われたら間違えそうな、ともかく平成初期のコンテンツ、そのリメイク的な話が続いていて。
逆説的に、「まだ良かった頃を思い出す」時点で、就職氷河期世代にはどうもきつい状況、な気はする。
就職氷河期世代がどうなった?というと、本当かどうか、今から20年くらい前に、世界は今の60代をやたら大量に雇用し、表面的にも好景気だったから、だろうか、なんかもう大丈夫!的な雰囲気があったのに。要するにエヴァンゲリオンの頃、だ。気を許していたかのその直後、ぱたっと雇用は止まってしまう。空白の10年とでもいうべきか、今の60代を当時、大量に雇用し過ぎた業界は、想定する発展が起きないままか、新陳代謝が出来なくなって、というかともかく業績不安を理由にか新規雇用をしなくなった。その10年くらいの「雇用が劇的に寒くなった」時期の人々は、ちょうど30代位だった、というのが悲劇と言うかなんというか…そのまま10年近くを耐え忍ぶ?事になる、これが就職氷河期世代、で。問題はこの後は更に寒くなる、年齢的な問題で更なる雇用不安が続き、まあ高齢ニート、というのが異様に増えた、まあそう言う状況。
ほぼ明確かな、政府かの施政ミス、だ。理解としては一時の好景気を「造ってしまった」反動を、就職氷河期世代はもろに受けてしまった訳だ、その後の人生に対しても、だ。これはそのまま結婚への否定に直結する、単純に生活できない。結局少子化にも歯止めが掛からないまま、それは20年近くの時間、「このまま」捨てられたかの如く続く事に成った…なんというか、ちょっと怨霊が大きすぎませんかという、そんな。
問題はそして、近年か、明確なのはこの前の「ガンダムSEEDフリーダム」だが、「売れるコンテンツが作れるようになった」頃から、景気は漸くか回復傾向…だがしかし。今の実感的に言うと、「就職氷河期世代が求めた方向性」な訳だ、「売れるのは、彼らが求めた物だった」訳だが。もちろんか、それを世代は陥る前から要求していたが領域はそれを否定し、だが極端な経済苦に直面して、やむを得ず、みたいな絵ではあって。この理解の先にあるのは、政府的なパワーによる否定だった、そう言う実感ではある。
明確に、就職氷河期世代は”政府レベルで”否定されていた、訳だ。理由は様々だが、ともかく自分のした過失というのは振り返るのも嫌になるモノ、ではあって。”上”の方の人々は、失策を見て見ぬふりを続けてきた感じ、な訳で。
中国か?埋めちゃえばいいとかそう言うレベルの話か???!!!??
ちょっと、激昂しちゃう内容だったりして、ちょうどだ、それは安倍晋三氏が首相やってた頃、というのがまあ…良いも悪いもではある。こう見ると当たり前だ、この20年近く、日本にしろ天変地異が立て続いて深刻な状況に陥っている。「そう言うモノだ」とは思うがだからと言って、就職氷河期世代の苦境が打開される、訳でももちろん無かった。という、良くも悪くも安倍晋三氏は暗殺され、東日本大震災は起き、コロナ禍は続いてと、まあマクロでは因果応報は国家レベルへ起こり続けた、訳だがともかく。この状況で、だ。
「レイアース」は、世界を護る為に罪なき姫と恋人の騎士が生贄に成る話、である。
またか?!!!!
既に「ワザとやってる?ワザとやってるよね絶対??!!」と、まあそんな激昂を呼ぶ…これは、そんな選択ではある。
現状、「美しい生贄」みたいな話はちょっと受け入れられない、そんな状況ではある…特にか、良くも悪くもレイアースの頃?には作品的な失策が多い、最後は何か仲間割れでそして誰も居なくなった、的な。同人オタの実力、というかまあ、基幹部分の未熟さがそのまま評価にも繋がった、感じで失敗が続いた、訳だが。良くも悪くも「名探偵コナン」は、その中を生き抜いたコンテンツ、という点で大事な話なのかもしれないがあれも、結局は時間が止まったままの、そんな話ではある…主人公とヒロインの間になんか溝がある、状況が異様に長く続くというこれも、実際には氷河期世代を憤らせる、そんな設定ではある訳だが。
やむを得ない話ではある。
あんたらもう、作品創る資格なんかないんじゃないの?
60代位に、どうもそんな視線と声なき声は向いてしまう…そんな状況ではあるのだった。
テンパると逆走してしまう、そう言うモノではある訳だが。殺意レベルの罵倒は、深刻な剣呑としてまだ、そこには残るのだった。