…それは、愚かな選択だった、のだろう。
英雄「インドラ」は、しかし、神々の戦い、予言された黄昏、神の終焉「ラグナロク」を止める事は出来なかった。対立する神々の思惑はやがて、世界を滅ぼしかねない悪鬼を産みだし、世界はそれに蹂躙され、滅びようとしていた。始まってしまったその戦いを制する為に、インドラは、禁断とされた筈の武具「ヴァジュラ」を手にしてしまう。そのヴァジュラに嵌っている宝玉の霊力はすさまじく、それは、その戦いを彼の勝利として制するかに見えたが。しかし、やがて宝玉の中の、「使い道の無い」一つが崩壊…そして、大地は雷鳴と共に歪み始めた。
”それ”は、古の邪龍「ヴリトラ」を封じていた、そして利用していた宝玉だったのだ。ヴァジュラその力は、そのヴリトラの”それ”でしか無かった。太古に封じた筈の、大地を割いて現れた”それ”は、その封印の霊廟の中で薄黒く淀み…禍々しく膨らんでいた。世界は”それ”に呼応し、より邪悪へと変質していく。或いは、インドラの犯した禁忌の、もしくは神々が選択した過ちの、その対価の様に。
ラグナロクを始めてしまったこの世界はそうして、ヴリトラによって今、正に滅びようとしていた。それを止める力は既に何も無かった…或いは、インドラの持つヴァジュラ以外には。
インドラは、自身の愚かさの決着をつける為、力を失いつつあるヴァジュラを用い、ヴリトラへと、戦いを挑んだ。
という感じで、前回「LIMBO」で俺物語を語り出してから、ちょっと同じ柳の下に他のドジョウを探してる森宮だったりはします。このゲームもまた、某ゲームセンターの配信で見たモノですが、PC版はそれ以前に出ていて結構違う感じ。ともかく大まかには同じ様な感じの中、やっぱりと言うべきか、ストーリー性の弱さ?の様なモノは感じた部分を、少し補ったら何かは明確化するのでは、そんな感じで今回から少し、続けてみます。物語は独自設定にしちゃってるので、表記は英語にしてますご了承。
ヴリトラの勢力が静寂の地へ襲いかかる
イラスト的な雰囲気
肝心の尻尾が映ってない
ヴリトラの戦力を載せた、古の巨大戦艦ゴリアテ襲来
ゲームその物はそんな難しくない上に、コンテニューすると残機が1増えると言うサービス仕様、クリアは比較的楽ですが、さて。