なまはげ好き

東京にビザ面接に行った時
久しぶりに美幸＆美沙の姉妹に会った

もう軽く5年は会ってなかったのではないか？
最後にあったのが何時だったか誰もはっきり覚えてなかったが
みんなそんな事はどうでもいいという感じだった


もともと、2人とは10代の時にバンド関係で知り合って
3人が同じステージに立ったのは1度きり、だけどなかなか面白かったのでよく覚えている

姉美幸はボーカル道を貫いて、今はボーカルスクールで先生をしている
よくやった！と言ってあげたい

好きなことで食べていくのは一見気楽でよさそうに見えるが
これほど大変なことは無いと思うのだ


妹美沙は基本音楽ではなくアートの人なので、やはりデザイン関係の仕事についていた

個人でバッカス出版とやらを立ち上げ
2日酔いの本やなまはげのマメ本を作ったりしている

内ネット上では彼女は勝手におっさんにされていたと言うがそれもうなずける



今回3人でランチに行ったのだが、姉は途中から仕事に行ったため
美沙とタイ料理やでしこたましゃべった

その内容はほぼなまはげについて・・・

私もハワイ好きが高じてこのブログをやってるので人のことはとやかく言えないが
人間て好きなことはいくらでも話題が続くと思う


東京には、なまはげバーのようなものがあり
ショータイムにはなまはげが「酔っ払いはいねーかー」とやってくる

これに怒られるのがまたいいんだそうだ

出張もしてくれるらしい
でも1回5万ぐらいかかるので下手なコンパニオンより高いという

東京って本当になんでもあるんだなあと思った




色々話を聞いていると、なまはげも奥が深い
詳しくは、彼女のやってる　なまはげブログでどうぞ
でも本当にびっくりするほどなまはげのことしか書いてないよ

去年は「秋田まで行き自分自身もなまはげになってみた」という
もう真のなまはげマニアなのだと思う



「変わった人が周りに沢山いますね」とよく言われるが
美沙は絶対上位に入ると思うのだ



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Ｍａｈａｌｏ

燃える誕生日

去年に続き、今年も誕生日はハワイで迎えた

独立記念日の7月4日にラジオをつけると
どこの局でも「Happy birthday!」とＤＪは叫び続けている

ありがとう、ありがとう
でも、もうそんなにめでたい年でもないですよ

　　　　　　　

今年は、Ｔ夫妻の両親の家に集まってハワイカイの花火を見ることにした

他にも旦那さんの同級生一家などがやってきて
まったりゆっくりお酒を飲んだ後、車で丘の上に移動して花火を見た

アラモアナの花火より、少し距離が遠いけど
人ごみもなくゆっくり見れて良かった

ラジオからは相変わらず「Happy birthday」の声と
イズの「Over the rainbow」が流れていてなかなか雰囲気もよかった


ただ、問題が起こったのはその後だった

花火後、再び家に戻ってまったりし
翌日のビーチに備えて9時過ぎにはお開きとなった


私とＴ夫妻は片付けのため家に残ったが
5分もしない内に先に帰った友人夫妻があわてて戻ってきた

「大変だ！家の裏山が燃えてる！」

駆け出して行ったＴ夫の後に続くと
家の裏手にある山が本当に凄い勢いで燃えていた

誰かの花火が引火したようだ


Ｔ夫とその友人はすぐに９１１通報をし、近所に知らせて回った
私とＴはとりあえずいつでも逃げ出せるよう車に荷物をまとめた

友人の一人は斜め向かいの家に知らせようとドアをたたいたが返答がなかった
気配があったので窓から知らせようとしたら
そこにいたのは人ではなく、おびただしい数の猫だったらしい

「One dozen cats!!」

彼は凄い光景を見たようだ
人の家はあまり覗かないほうがいい

でもこんな時はそんな事行ってられないが・・・



写真も沢山撮ったけど
残念なことにデジカメのケーブルを日本に忘れたため写真がアップできない
探したら結構画像ＵＰされてました→こちら



家に帰ったのは夜中2時前だった

火が家に燃え移る事はなかったが、かなりの範囲を焼いたようだった

みんなに「凄くエキサイティングな誕生日でよかったね」言われた
確かに、一生忘れないと思う




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Ｍａｈａｌｏ

ただいまハワイ

飛行機を降りたら、懐かしいホノルル空港の香り

いつも難関だったイミグレーションもすんなり通過して
ハワイに戻ってきました


まずは家に戻って一眠り、と行きたいところだが
今回は3ヶ月も留守にしていたのでさすがにそのまま寝るわけにいかない

めんどくさいな、と思いながらコンドに着いたら
入り口に自動ドアのようなセキュリティが出来ていた

その時はパーパーに開いていたので（昼はあけっぱらしい）
エスレべーターまで行ったものの、ここの鍵も変わっていて動かせない

一緒に乗り合わせた白人女性に
「鍵が古いから使えない」と頼んだら彼女がすんなり自分のキーで押してくれた

いいような、悪いようなセキュリティーシステム



今回良くわかったのは
人の感覚って、3ヶ月でかなり変化すると言う事

何も変わっていないのに色んな物に違和感を覚えるのは
きっと私の感覚が日本流に戻ってしまったから（方言もね）

久しぶりに広くて快適な部屋でひとりビールを飲んでみるが
狭くて人口密度の高い日本の家が既に懐かしかった

私はどこにいても、どこかに帰りたいと心の隅で思ってしまうようだ

　　　　　　　　

少し、変わったこともあった

メイク仲間のＭさんに彼氏が出来ていた

帰ってすぐに会いたかったＨさんは肺炎になっていて
3日後の今日、やっと少し会えた

病院で点滴をした帰りで、ぜーぜーしながら「そばが食べたい」と言う

松弦のそばは、日本に馴染んだ口にも十分美味しかった
来月またＵ一家が来るので、一度はつれてこようと思った


新しい会社は引越しをすることになって、オフィスが前の2倍以上になる


昨日、まだ荷物も入らない新しいオフィスの真ん中に
ぼけっと一人で立ってみた

夢がかなったその先を、私は考えていなかった

次は、何だろう

楽しいような、怖いような


でもまた１から始まるんだな～、と思った
自分の顔が笑っているのに気づいてなんかおかしかった


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Ｍａｈａｌｏ

行ってきます

明日、いよいよハワイに出発します

とはいえ実感は全くなく、夜中12時をまわった今もだらだらパッキング

すぐに帰ってこられるという安心感からか
無理に何もかも持って行こうとは思わないけど、やっぱり荷物は多くなってしまった



3ヶ月間　2年ぶりの日本は楽しかった
楽しいことも、美味しいものもいっぱいあった

でもハワイに戻ったあと、行きたい所もいっぱいある

まずはＨさんと、いつもの沖縄料理屋にビールを持ち込んで乾杯だ
その後はＴ夫妻とタイ料理か焼肉か・・・

でもその前にまず、海に行こう、ボード持って
なまった体に活を入れてやろう

あ、でもまずは部屋の掃除か・・・
冷蔵庫の中はどうなっているんだろう、考えたら怖い


パッキング中も、すぐこんな風にトリップしてしまうから進まないのだ




この3ヶ月、いろんな人に会って
会う人皆を来いコイとハワイに誘ってしまった

もちろん飛行機代が安くないのも、1週間近く仕事を休まなくてはいけないことも解っている


でも、かつての私がそうだった様に
働く日本女子たちはいっぱいいっぱいだ

別にハワイでなくてもいいと思うけど
一年に一回ぐらい自分をリセットする為の時間を持ってもいいかもよ


　人生は短い

ガーって働いて、バーっと遊ぶ
時々とまって考える


自分としてはそんな人生がいいかなと思ってます

私は3ヶ月ボーっと充電できたので
今度はハワイでガーーッと働くことでしょう

また　真っ黒けになるんだと思います　
年甲斐もなく、ははは







先週　姪っ子と一緒に飛行場に行きました

「赤い飛行機（ＪＡＬのこと？）に乗っていくんだね」と言ってました


今度会うときは2年生になっているかな？



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Ｍａｈａｌｏ

キルトの嫁入り

Ｈａｗａｉｉ出発まで、もうあと一週間をきりまして
荷物の整理に追われている今日この頃です



帰ってきてすぐに大量の荷物を処分したことはもう書いてしまったが
まだ新しくて使えるものなどは家族や友達に引き取ってもらったりしてた

私は結構「捨て魔」であるが、中にはやっぱり捨てられないものもある


そのひとつとして、今回Ｚａｂｏｎの所にハワイアンキルトのひとつをお嫁にやることにした



私の趣味はキルト
とはいえ最近はさっぱり作っていない

一時期はまっていた時など次々大物に挑戦したくなって色々と縫った

最後の大物となったのは、クイーンサイズのベッドカバーで
意気込んで始めた物の、落としキルトの時点で力尽きてしまった

いまだに我が家の押入れに丸めて突っ込んであるがどうにも再開する気にはなれない

　どうにもやる気が起きないの・・・







今回お嫁入りするキルトは
2003年にロイヤルハワイアンショッピングセンターのキルト教室で教材として購入
半分をハワイ、残りを帰ってから作成したもの

この教室でＹちゃんと出会ったので、私にとっては思い出のキルトだ



結構きちんと作ったのでクッションではなく額に入れようと思った

が、ぴったり合うサイズが無かったので
1000ピースパズル用の額に合わせてサイドにハワイ語の詩をつけた


「にこにこのんびり謙虚に生きてれば幸せがやってくる」と言う
いかにもハワイらしいのんびりした内容で
縦に読むと　ＡＬＯＨＡ　になる



癒しを売るＺａｂｏｎのロミロミサロンで少しでも雰囲気作りの役に立てばいいと思う



実はハワイにも、まだ作りかけの作品を残してきた私

2年前、部屋に絵を買うと言った親を止めて
自分が2対のキルトを作るので、コアの額に入れて飾りたいと申し出た

なのにまだ、ようやく1つ目が終わったところ
どうも2つ目は飽きてしまってやる気が出ない


とりあえず今年中には完成できるよう努力してみようかなと思うのです




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Ｍａｈａｌｏ

再びハワイの人になる

先週、1泊2日で東京に行ってきた

大都会東京はどっちを向いてもビルばっかり
つい上を見上げて歩いてしまう私は田舎モノ全開です

　　　　　　キョロ　　　キョロ



実は、今回東京の大使館にビザを申請し面接に行って来たのです



９１１の後、アメリカのビザ取得は大変厳しくなりました

追ってこの不況
私たち日本人が働くことがアメリカの失業率を上げてしまうという懸念から
労働ビザの取得は超難関になってしまった


そんな中にあって今回晴れてアメリカ行きの切符を手にすることが出来たのは
オーナーはじめ、弁護士さんやたくさんの人たちの努力に他ならないと思う

退院直後にもかかわらず、無理な注文にも答えてくださった会計のI先生
いろんな情報サイトを教えてくれたSSさん
直前の深夜にもかかわらず、面接の練習につきあってくれたT夫妻
お互い境遇が同じで、励ましあったKちゃん
面接時、開始5分で真っ白になってしまった私の通訳をしてくださった大使館スタッフの方


この場を借りて、改めてお礼申し上げます　　　うう・・


また、急な東京襲来にもかかわらず、面接後しっかりお祝いしてくれたAMYとMEG
（AMYにいたっては、お家に泊めてもらったし）
時間作って会いにきてくれた、かつてのバンド仲間　美幸＆美沙姉妹


ほんとにみなさんありがとうございました
いつか、ちょっとずつでもお返しできればと思います

ハワイにお越しの際は、是非ご一報を

ハワイにお住まいの人は・・・そうですね、散髪でもしたくなったら呼んでくださいませ




ダンナのリクエストに答えて再登場の「やった～、の図」



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Ｍａｈａｌｏ

パソコン買い換えました

７年以上使ってきたVAIOさん
ハワイから持って帰ったときはいろんなものが入りまくって手に負えなくなっていたんですが
旦那が２晩かけて元の状態に戻してくれました

使い勝手は今までで最高の状態だったのだけど
「そろそろ買い換えたい」という気持ちは既に止められなくなっていて

つい、つい見に行った中古のパソコンショップで買ってしまいました


　エヘヘ　買っちゃった

VAIOさんは、以前からパソコンを始めたがっていたマイママに買い取ってもらったので
買い替え費用は５千円程度ですんだ

電化製品って、年々いいものが安くなってて消費者にとっては嬉しい限り


新しく私の相棒になったのはASUSさん　
なんて読むの？　エイサス？　アサス？　アスアス？　←どっちにしろ英語圏ではかなりやばい名前　

調べたら　アスース　が正式らしいがメーカー側は何と呼んでいただいても結構と言ってるそうな
なんとも寛大・・・というか単にいい加減？


ASUSさんはVAIOさんより一回り小さくとっても使いやすい
（旦那にとっては小さすぎるらしいが）

立ち上がりが早いのも魅力です

これだけ軽ければ、ハワイに持って行くのもずっと楽


新古品だったのでかなり安く手に入ったのですが
安すぎると人間「何か問題があるのでは・・・？」と疑ってしまうもの

私も店員さんに理由を尋ねたら
新古品の場合、懸賞で当たったはいいけど使えない等の理由で売りに来る人も多いとか

新しいほど買取も高額なので、新品のまま持ち込まれるのだそう


「でもこんなメーカー聞いたこと無い、大丈夫か？」
（↑どこまでも疑り深いだんな）
調べてみると台湾のメーカーで結構性能のいい優等生PCらしいです



人だけでなく、物との出会いも何かの縁
これからも長～くお付き合いできればと思うのであります




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Ｍａｈａｌｏ

瀬戸内のハワイ

その昔、山口県にある周防大島から４０００人が移民としてハワイに渡った
だからここはカウアイ島と姉妹都市らしい

レジャー施設を検索すると、島おこしのテーマはずばり「ハワイ」
日曜日はフリフリチキンも販売するそうなので旦那とZabonの３人で遊びに行ってきました


お天気もよく、ドライブするには絶好のロケーション　　
夏になれば海水浴も楽しめるらしい

ところで皆さんは山口県のガードレールが黄色いのは知ってますか？





Zabon :「えっ？ガードレールって基本黄色じゃない？」
いいえ、白だと思います。全国的には・・・




今回一番楽しみだったのはレジャー施設のレストランでのハワイアンフードだったのですが
例のごとくここも撃沈でした・・・・


なぜ？なぜに日本のハワイアンフードはいつもオカシナことになっているのか？

やたらとパイナップルを使ったり
妙な木彫りの器でだしてみたり

ロコモコのグレービーソースは必ずといっていいほど
デミグラスか照り焼きソースだし
横に彩りよく野菜なんか乗っちゃって、ビビンバじゃないんだから

ハワイ料理の味付けなんて、元は素朴で飾りっけの無い物なのに（基本茶色）
こねくりすぎて現物とは程遠い物になっているのが残念でたまらない

前にハワイに来てたお客さんが
「ハワイのロコモコってなんか味違いませんか～、ちょっと変～」
とのたまってるのを聞いて
「日本のが勝手に日本流にかえてるだけだよ！！」と叫びたくなった

味が薄いならグレービーの上からアロハ醤油をぶっかけて
キムチと一緒に食べるんだよ！


話しは戻って
私はフライドポキ丼、旦那はポキまぶし、Zabonはアロハプレートを注文した

誤解を招きたくないので言うが、料理自体はとてもおいしかった
島なので魚も新鮮だったと思う

だけどハワイアンフードかと聞かれると、正直YESとはいえない・・・


フライドポキ丼　→　ぶり照り焼き丼
ポキまぶし　→　コロコロ海鮮丼（魚はなぜか１センチ角）
アロハプレート　→　目玉焼きハンバーグランチ（これはよしとする）


衝撃のあまり写真取るのも忘れて、３人で黙ーって完食しました
次の日欲求不満にたまりかねて自分でポキ作って食べたらやっと気が済んだ


せっかく素敵な景色もあるしちゃんとした歴史的背景もあるので
スタッフの方、もっと研究してがんばって下さい！と声を大にして応援したい・・・！


あ、フリフリチキンは美味しかったです
でもランチBOXにきちんと入ってて（レタスまで敷いてあった！）
割り箸と（どうやって使うんだ？！）お絞りまでついているのにはいささか苦笑い

ハワイでフリフリチキン買ってみな～
真っ黒コゲのがビニール袋に無造作に入れられて、ポンって渡されるんだよ～
汁なんて垂れまくりよ～

まあその無造作加減が私は大好きなんですけど

こんな丁寧なフリフリチキンを当たり前だと思ったら
ホントにハワイで買ったときは「なんてサービスの悪い！！」
とか思っちゃうんでしょうね

なんか悲しいような・・・
でもこの過剰なまでのサービスが日本人の良い所でもあるんですよね






午後からは、以前からずっと気になっていた「日本ハワイ移民資料館」へ


住宅街の中にある普通の民家なのですが、展示物や資料の数は多く
ミニシアターもあってかなり本格的でした

ここはカリフォルニアに移民していた方が
成功して日本に戻り、昭和３年に建てた立派な家を資料館として開放しています


ハワイのプランテーションでは　移民＝貧しく過酷な労働者　というイメージばかりが先行していましたが
中にはこの人みたいに大金持ちになって日本に帰った人もいたんですね

今度マイパパにも勧めてみようと思う施設でした　




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Ｍａｈａｌｏ

スカイプでおめでと

５月１６日　Tがハレクラニで結婚式を挙げた　



去年の夏アラモアナビーチで行われた結婚式は急すぎて
新婦側の家族は誰も出席できなかったので
（その時の模様はこちら）

二人は１年かけて準備して、改めてちゃんとした（？）式を挙げたということだ


もちろん、招待状はもらっていた
今回はだんなのと連名で二人分

でも５月１６日に、私はどうしてもハワイに戻ることはできなかった



そこで知り合いのメイクさんを紹介したのだが
お互いが気を使ってか、ヘアやメイクの詳細をそれぞれ逐一私に連絡してくる

こういうことは当事者同士が話したほうが絶対スムーズに行くので
正直あまり二人の間には入りたくなかった

Tには当日担当のメイクさんとしっかり信頼関係を築いてほしかったし
メイクさんの立場からしても、自分と顧客との間に別の美容師に入ってほしくない

とはいえ友人として花嫁の悩みを聞くのは大事な役割だと思い
割り切って相談に乗ることにした



今回そのカウンセリング（？）に役立ったのがスカイプだった

ネット回線を使ってTV電話が世界中と出来るなんて
最初に聞いたときは絶対詐欺だと思った

スカイプのおかげで遠距離恋愛の破局率は少なからず減っているのではないか

２００３年にエムジの家にホームステイしていた時は
旦那とは家の電話で話すしかなかった

ただでさえたまにしか話せないうえ
エムジが後ろで「Speak　English！」とよく叫んでいたので
仕方なくお互いトンチンカンな英語を使い、言いたいことの半分も伝えられないこともよくあった

ま、今となってはいい思い出です



スカイプの特徴、お互いに顔をみながら話せるのと言うのはありがたい
特にヘアやメイクの話をするときはとても便利
今のTの髪の長さもわかるし、お気に入りの写真を共有してイメージを固めることもできる


ヘッドピースはどのタイミングで付け替えるべき？とか
去年よりやせたせいで、ゆるくなってしまったドレスはお直しが必要？とか
花嫁の悩みは尽きることがなく
国際電話だったら後で請求書を見るのが怖い事になっていただろう


今では私の生活に欠かせない存在となったスカイプ
ハワイにいた時、旦那や友達との会話は全てこれだった

顔を見て話すとお互いの距離がすごく縮まるのを感じた
画像と一緒に日本の冬の寒い空気や湿っぽさが伝わってくることもあった


挙式直前のスカイプで私はTに少し早い「おめでとう」と「行けなくてごめんね」を伝えた

雨降りの寒い日で私はまだ長袖、でもTはキャミソール
「いいよ、気にしないで」と笑っていた彼女の後ろは明るい日差しでまぶしかった

今は逆にPCの画面から、必死にハワイの空気を感じようとしている自分がいる




数日後　Tから動画つきのメールが届いた

新郎新婦はゲストの前で半年以上前から練習したというフラとウクレレを披露していた
私はTが腕を上げる度、ドレスがずれないかと冷や冷やした


パーフェクトなヘアメイクとドレスで無事踊り終わり
新郎とハイタッチするTを見たとき
安堵とともに微妙な寂しさが残った

人の心ってわがままだ


本当は私が最後まで担当してあげたかった・・・


そしてグレードアップしたという披露宴のフルコースは
オーキッズのフィレステーキだったと言う・・・


次に食べれるのはいつだろう





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Ｍａｈａｌｏ

禅寺へ行く

先週の日曜日、旦那と二人ドライブに出かけました

今日本はとてもいい季節なので
晴れてさえいれば、車で走っているだけで
すぐに良い景色に巡り会えます


この日、本来の目的地は割と近場の小さな牧場でした

２０頭ほどの牛を眺めながら
牧場内の売店で作られているチーズケーキや絞り立て牛乳を飲んだら
すぐにやることはなくなってしまったので
（大人二人ってこういうときに悲しい）

遠回りをしてのんびり帰ることにしましたが
その途中（というかかなり道を外れて）禅寺に立ち寄ることにしました


大して期待もせず
実際何があったというわけでもない、ただの寺だっだのですが

この日も座禅が行われていたらしく「座禅中静かに」の札がかけてあり
赤い毛氈を持った小僧さんのような人が
お寺の境内を横切っていきました


雑念ばかりのこんにち
私も少しはこんなのに参加して、無になってみたいものです

高校時代、一度だけ座禅の授業がありましたが
なぜかこのとき１時間ずっと正座で
無になるどころか５０分以上足のしびれと戦ったいやな記憶を思い出しました

いま考えてみればあの授業は虐待のようなものだった・・・




この禅寺「佛通寺」は三原市にある大きな禅寺で
達磨さんと観音様がまつられています

施設も企業研修を受け入れるなど精力的に活動しているらしく
歴史的な建物も多く点在していて見事です
そして何よりお寺の中も外もあふれる緑に目を奪われます

小道に張り出しているのはモミジの葉
きっと秋になれば今度は全て真っ赤に染まって今とは全く違う景色になるんでしょう

みんな赤くなったモミジにばかり価値を置くけど
黄緑色のモミジもすごくきれいでしたよ





これぞ日本の風景



ずっと住んでいると気がつかないけど
私は、日本の空気は青いと思う

何ヶ月かぶりに日本に帰ると、暫くは「青いなあ」と外を見て思っていた
空気が濁っている訳ではない

それはきっと湿度（空気中の水分）が関係していると思う


例えば、ハワイでは遠くの山もすごくくっきりはっきり見える
これは湿度が低いから


上海も曇って見えるが私の中では「灰黄色」に見える
こっちはちょっとイメージ的なものも入っているかもしれない



戻って一ヶ月以上経った今
さすがに景色は青く見えなくなりました

今度はいつ、再びハワイの透明な空気を感じられる日が来るのでしょうか





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Ｍａｈａｌｏ