カウカウタイム

日本で働くいち美容師がハワイでヘアメイクアップアーティストになるまでの日々の記録 2008〜2012

たこ焼きVSお好み焼き

2010-11-26 | 〜2011迄のハワイ生活記録
先日 Tから電話があって
「ねえ、広島風お好み焼き焼ける?」ときた

一応 材料と構造はわかっているので何とかなると思う、というと
Tの友人にお好み焼きの焼き方を教えてあげて欲しいとの事


そんな感じで 週末「粉モン教室」がTの同僚Sさん宅で行われることになった



Sさんは日系アメリカ人で、かつてTと同じ学校で日本語教師をしていた
「でもあんまり日本語上手じゃないよ」という言葉どおり彼女の日本語はかなり危うかった

普通に話をするには全く問題ないのだけど
私たちが創造する「アメリカ人でいて日本語の先生」というのは
例えば、デーブさんとか、セインさんみたいに「中に日本人が入っている」と思うぐらい
ぺらぺらでないといけないと思っていた


でもSさんは、日本語の教え方についてはプロの様だった

「外国人に日本語を教える」という面では
案外同じ非日本人の先生のほうが効率が好いと聞いたことがある

英語も同じで外人の先生に習うよりより
最初は日本人の弱い所を知り尽くした日本人の先生のほうが生徒の上達が早い場合もある


例えばかばんという発音には最後にng音が入っているという
私たちはそれを自分で発音しておきながら意識していない

外人に「KABAN」と発音をさせると凄く不自然だけど「KABANG」と表記するとちゃんと発音するらしい
Sさん曰く「こんばんは」も「KONG BANG WA」なんだそうだ

言葉のつながりはさておき、確かにSさんの日本語はとても自然な発音だった



話がそれたけど、粉モン教室 では
私がお好み焼き、Tがたこ焼きの作り方について教え
Sさんは事細かにレシピをiPHONEに英語で打ち込んでいった

しかしここで困った事態発生

お好み焼きもたこ焼きも、基本目分量で作るので細かい分量がわからないのだ

Sさんは粉と水の配分について凄く知りたがったが
私とTは「とろみで覚えろ、とろみで!」とアメリカ人のSさんに超難解な教え方をしてしまった

結論としては
お好み焼きの生地→クレープの生地
たこ焼きの生地→パンケーキの生地 ぐらいというアバウトなもの

果たしてこれでSさんはこれらを作れるようになったのだろうか?



最後にお好み焼きについて物申す

世間の人は広島のお好み焼きを「広島焼き」というが
広島ではそんな言い方は存在しません!

あくまであれがお好み焼きであって、関西風の混ぜて焼く奴は「モダン焼き」

そして広島ではお好みやきに「焼きそばが入っている」と認識されていますが
入っているのは「そば」で「焼きそば」ではない!
※一応焼いてはいるが、具は入ってない

そしてお好み焼き屋にはいると「そばにする?うどんにする?」と聞かれても驚かないで

注文時には「豚玉そば」とか「いか天うどん」とかと言うので
お好み焼きを注文するとき「お好み焼き」という単語は使いません


ああ、熱く語ってしまったけどこれが 
「広島人はお好み焼きにうるさい」といわれる所以なのかしら




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