「女帝 小池百合子」という本の続きです。
小池さんの「安全宣言」を受けて2018年10月11日に、豊洲新市場が開場されました。
小池さんが移転を延期したため、予定よりも2年遅れての開場だったそうです。
2019年1月に小池さんは突然、築地市場の跡地を「国際会議場や展示場にする」と発表しました。
「築地女将さん会」の女性たちは傍聴席で思わず「嘘つき!」と叫んだそうです。
会長の山口タイさんは小池さんを支援したことを悔いて「女の人が嘘をつくなんて。私、思わなかった・・・」と言っていたそうです。
この本を読んで、女性だからといって嘘をつかないとも限らないと改めて思いました。
小池さんは自民党に帰順するにあたり、築地を手土産にしたのではないか。
築地を守ると語ったが、二階幹事長の推進するIRの候補地に差し出したのではないか、といった憤りの声が上がったと書いていました。
最後に、この言葉はその通りだなと思ったことがあります。
「学歴など政治家の実力と関係がない」という言葉です。
学歴が教養や能力に比例するとも考えていないと書いていました。
政治家の人よりも一般の人の方が危機感があると感じたりすることが多いので、本当に学歴など関係ないなと思いました。