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歴史の散歩道を行く

2004-06-28 | 歴史の散歩道を行く
『歴史の散歩道』 上町台地を歩く 13

 口縄坂

 

七坂のうち私が一番心安らぐ坂がここです。
以前読んだ「新撰組血風録」の一節にも書かれていました。
 
「十三まいり」で知られている太平寺の手前を左折し
しばらくすると現れる石畳の坂です。
 
 下り口には織田作之助の『木の都』の一節が書かれた文学碑。

坂の名前の由来は
 
蛇のように道の起伏がうねっていることから。
 大阪では蛇のことを 蛇(くちなわ)と言います。

 大阪城築城のとき、縄打ちを始めた地。


 坂の上り口にある 称名寺の
「海中出現口縄正観世音菩薩」の名からきている。
などなど・・・

 
 私が坂に向かって歩いていると タクシーが一台。
坂の手前で止まりました。車の中から女性が降り立ち、
坂道を下っていきました。ここもまた 生活路・・・



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