あいちゃん「めんどくさいんで」
あ「はしょります。」
あ「私」
あ「先日、ふと思ったことがあるのです。」
あ「私は、千葉の、とある会社に派遣されておりましたときも」
あ「クソミソに」
あ「いびり抜かれました。」
あ「ちなみに」
あ「その会社での仕事内容は」
あ「段ボールにおもちゃを詰め」
あ「レーンに流す、という作業でした。」
あ「が」
あ「私は」
あ「壊滅的に!」
あ「詰めるのが遅かったのです。」
あ「でも、自己弁護にはなりますが」
あ「徹底的にメモを取っておりましたので」
あ「致命的なミスは」
あ「一度たりともしませんでした。」
あ「教わらなかったことのミスは」
あ「何度かありましたが。」
あ「でも」
あ「こう言っちゃなんですが」
あ「速くても」
あ「やらかして」
あ「怒鳴られてた派遣がいましたっけ。」
あ「でも私は」
あ「それは違うのではと」
あ「思ったものです。」
あ「話は変わりますけれど」
あ「部下のミスは」
あ「上司の責任だからです。」
あ「それを棚に上げて」
あ「別の派遣がミスをして」
あ「全員やり直しになった時も」
あ「派遣が怒られただけでしたね。」
あ「まぁ」
あ「そういう会社だった、ということが前提です。」
あ「そして」
あ「わたしは」
あ「強烈に、仕事が遅かったのです。」
あ「ちなみに」
あ「そのずっと前には」
あ「アマゾンの倉庫でも働いております」
あ「そこでも遅かったです」
あ「ですので毎日必死になって」
あ「作業をしておりました。」
あ「そうしましたら」
あ「優しい女のトレーナーさんが」
あ「ある時」
あ「『ちょっと!ちょっと!』と仰るのです。」
あ「ふっ、、、」
あ「と気づきましたら」
あ「私は」
あ「富士山をひっくり返した形で」
あ「要するに」
あ「小さいものの上に」
あ「A4くらいのサイズのものをのっけて」
あ「それをレーンに流そうとしていたのです。」
あ「その時に、その優しいトレーナーさんに言われた言葉が」
あ「ずっと忘れられません」
あ「『どうしたらそういう発想になるの!?』」
あ「、、、」
あ「そうなんです。」
あ「私は」
あ「良くも悪くも」
あ「発想が変わっているのです、、、」
あ「、、、」
あ「良くも悪くも、です、、、」
あ「そして」
あ「その、おもちゃを詰める会社で」
あ「ある日」
あ「どさっと、パズルが届きました」
あ「タバコの箱くらいのサイズのパズルです。」
あ「でも、それが、微妙に!」
あ「一つ一つ違うサイズなのです。」
あ「それらが」
あ「数十個、コンテナに入ってました。」
あ「今思いますと」
あ「私は、それらを」
あ「ペタンと横に置き」
あ「上に積み重ねていくべきだったのです、、、」
あ「が」
あ「その時の私は」
あ「どうやって入れるのかが全く分からず」
あ「とりあえず立てました。」
あ「そうして」
あ「そうやって、『組んで』いきました。」
あ「時間がかかりましたが」
あ「出来は、ある意味では」
あ「見事でした。」
あ「段ボールを上からのぞき込みますと」
あ「完璧なテトリスになっておりました。」
あ「その時私は」
あ「それをずっと眺めていたい、、、と思いましたほど」
あ「段ボールの中は」
あ「美しかったのです」
あ「、、、」
あ「ある意味では」
あ「あれだけの『短時間』で!」
あ「『パズルをパズルに』できた派遣は」
あ「あの場では」
あ「私くらいだったと思います」
あ「それくらい真剣に」
あ「そして集中して」
あ「仕事に取り組んでいましたから。」
あ「でも、、、」
あ「でも!!!」
あ「あの場では、そんなことは一切」
あ「求められていない。」
あ「求められるのは」
あ「たった一つのみ。」
あ「スピードです。」
あ「それ以外は一切」
あ「不要なのです」
あ「ですから」
あ「完璧に「ズレ」ている私は」
あ「たった一人」
あ「虐めの対象にされました。」
あ「クロネコのときもそうでしたが」
あ「だいたい構図はいっしょです。」
あ「正規雇用者と」
あ「アルバイトや派遣、委託などの非正規雇用が」
あ「一緒になって」
あ「わたし一人をターゲットにするのです」
あ「そして話は最初に戻ります。」
あ「私は先日」
あ「部屋の掃除をしながら」
あ「あることに気づきました。」
あ「『アビー・ロード』という」
あ「イギリスのドラマを見たことを思い出したのです。」
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