あいちゃん「このドラマの内容は、この際」
あ「どうでもいいのです。」
あ「私の記憶に、強く!残っておりますのは」
あ「イギリスの」
あ「気持ち悪いくらいの」
あ「階級制度です、、、」
あ「まず」
あ「とんでもない大金持ちの貴族と」
あ「労働者に分かれます。」
あ「そして」
あ「貴族に仕える労働者は」
あ「執事がいて」
あ「その下に、従者がいて」
あ「そして、その従者の下に、下僕がいる。」
あ「そして」
あ「この『立場』は」
あ「絶対!なのです!」
あ「まぁ、、、今はどうか知りませんが」
あ「これはタイタニック号が沈んだ頃の話、という設定です。」
あ「でも、、、」
あ「今も似たようなもんでしょうね、、、」
あ「で」
あ「話は、ここからが重要なのです。」
あ「金持ちに仕える労働者たちは」
あ「旦那さま!奥さま!!」
あ「旦那さま!!!奥さま!!!!と」
あ「金持ちには媚びへつらいながら、、、」
あ「労働者同士で、足を引っ張り合うのです。」
あ「まー、、、」
あ「お互いに悪口!」
あ「悪口!!」
あ「悪口!!!」
あ「、、、」
あ「私は嫌悪の情を抱いたことを、はっきりと覚えています。」
あ「そして、ふと」
あ「先日の掃除中」
あ「あぁ」
あ「日本も、きっかりと」
あ「正規雇用と」
あ「非正規雇用に分けられたな、と」
あ「このドラマが思い出させてくれたのです。」
あ「そうして」
あ「ドラマを観ておりましたときは気付きませんでしたが、、、」
あ「『ダウントン・アビー』に出てくる労働者たちは」
あ「もちろん彼ら自体は」
あ「架空の人物です。」
あ「そんなこたー重々わかっちゃおりますが、」
あ「馬鹿この上ないな、と思ったのです」
あ「なぜって?」
あ「労働者階級同士で一致団結すべきだから」
あ「今の日本で言い換えれば」
あ「非正規雇用同士で」
あ「スクラムを組むべきだから、なのです。」
あ「貴族にこそ、重税を課せ!と」
あ「アルバイトではなく、委託ではなく」
あ「派遣ではなく!」
あ「正社員にしろ!と」
あ「声を上げるべきところを、、、」
あ「労働者同士で苛めあい」
あ「もしくは」
あ「一人をスケープゴートにし、、、」
あ「蔑みあっている。」
あ「そうして」
あ「そういう状況を」
あ「貴族が!」
あ「正規雇用者たちが!」
あ「腹の中で笑って見ているのを!」
あ「えぇ、」
あ「これを」
あ「漁夫の利、とも言いますが」
あ「そうです」
あ「良いように踊らされている、ということも知らず、、、」
あ「互いに足を引っ張っているからなのです。」
あ「こんなバカげた話はないのです!」
あ「えぇ!」
あ「私を笑うなら、笑えばいい。」
あ「が」
あ「私は私で、、、」
あ「、、、」
あ「いえ、」
あ「これ以上はもう、何も、言いますまい。」
あ「どんなバカでも、、、」
あ「ここまで言えば」
あ「さすがにわかるでしょうから!」
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