この頃、ちょっとした暇も惜しんで本を読んでいる。
昔読んだ本もあれば、新しい本も。
思えば、私はオットと結婚するまで、たくさんのたくさんの本を読んだ。
何かの答えを見つけたかった。でも何を見つけたかったのか、問い、がそもそもなかったのかもしれない。
あるいは、弁護士になる夢をあきらめざるを得なくて、私は行き場所を本の中に探そうとしていたのかもしれない。
オットと結婚して、私は行き場所を見つけた。
だから、実家の私の部屋中を埋め尽くしていた本を全部処分した。
しかし、私はまた本を読むようになった。それが何故なのか分からない。ただ、単に面白いからという理由ではないようだ。
考えることが好きなのかもしれない。お風呂の中でも読んでいる。
1冊終わるとまたすぐに1冊・・・それは乱読に近い。
そしてこの頃、1冊と次の1冊の中で間を置きたいと感じるようになった。
1冊1冊が今の私にとってとても意味深いものであり、読み終えてもなかなか本棚にしまえないのだ。
昔読んだ本も、とても新鮮だ。そして昔とは違ったように感じ考える。
だから、今現在の私がどう思ったか書き残そうと思う。
そうすることによって、前へ進めるような気がするのだ。