占時略決は安倍晴明公が撰述したものである。
六壬式という当時の陰陽道で実用されていた占法を
解説した六壬式占書である。
六壬式は律令官制の整備とともに中務省の陰陽寮の
陰陽師の占法とされた。
当初は、易筮、太一式、遁甲式などとともに利用
されていたが十世紀末ごろまでに陰陽道専用の占法となった。
六壬式は、六壬式盤という特殊な占具をもちいて、六壬課式
という方法で現れた様々な象をみて判断して占うものである。
1.天地四地盤を組み合せる
2.四課を立て天地の五行をみる
3.用を求める
4.三伝を求める
5.天盤の十二月将に、十二天将を配する
6.卦遇を求める
7.六壬課式を完成させる
8.課式面に現れる様々な象をみて推断する。
占う際には占時を大切にする。
六壬式という当時の陰陽道で実用されていた占法を
解説した六壬式占書である。
六壬式は律令官制の整備とともに中務省の陰陽寮の
陰陽師の占法とされた。
当初は、易筮、太一式、遁甲式などとともに利用
されていたが十世紀末ごろまでに陰陽道専用の占法となった。
六壬式は、六壬式盤という特殊な占具をもちいて、六壬課式
という方法で現れた様々な象をみて判断して占うものである。
1.天地四地盤を組み合せる
2.四課を立て天地の五行をみる
3.用を求める
4.三伝を求める
5.天盤の十二月将に、十二天将を配する
6.卦遇を求める
7.六壬課式を完成させる
8.課式面に現れる様々な象をみて推断する。
占う際には占時を大切にする。