占時略決
第一 四課三伝法
常に月将をもって占う時に加え、日辰の陰陽を観て四課を立てるのが良い。日上神を日の神となし日上神の本位を得たところの神を日の陰となす。辰上神を辰の陽となし辰上神の本位を得たところの神を辰の陰となす。甲乙丙丁戊己庚辛壬癸、これを日となし、子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥、これを辰となす。四課のうちその五行を察して、相対するものを知り用とすべし。発用の神を一伝となし、用神の本位を得たところの神を二伝となす。二伝の神の本位を得たところの神を三伝となす。
第三十六のうち第一
天元六年歳次己卯 五月二十六日
天文博士 安倍晴明撰
第一 四課三伝法
常に月将をもって占う時に加え、日辰の陰陽を観て四課を立てるのが良い。日上神を日の神となし日上神の本位を得たところの神を日の陰となす。辰上神を辰の陽となし辰上神の本位を得たところの神を辰の陰となす。甲乙丙丁戊己庚辛壬癸、これを日となし、子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥、これを辰となす。四課のうちその五行を察して、相対するものを知り用とすべし。発用の神を一伝となし、用神の本位を得たところの神を二伝となす。二伝の神の本位を得たところの神を三伝となす。
第三十六のうち第一
天元六年歳次己卯 五月二十六日
天文博士 安倍晴明撰