規格のバラツキがなく、キズも少ないために
業界の織機は殆ど新織機に変わってしまいました。
そのため古いシャトル織機(セルビッチ)は姿を消したのです
生地巾が狭く、セルビッチは両サイドに2~3ミリの平織りの耳が付いています。
おまけにシッカリ糊がついた糸ですから、織り上がった生地はシッカリしています。
緯糸をシャトルでくぐらせる為に糸が切れる事が多く、不良箇所が多いのです
(特に乾燥した時期)
効率が悪いのですが、低速でドッスンドッスン織る事で
製品にした時の良さが、見直されてきました。
今回の計画もこのセルビッチデニム(たて糸インディゴ(藍色)にヨコ糸綿生成り)
の生地にタンニンパウダーで染め媒染、さらに生地洗いで仕上げて見ます
紺ジーンズの洗い加工は昔から有りますが、これをタンニン加工するのは
産地でもやった事がないようです。そのような話を聞けば よけいやりたくなります
量産はMade in China
高品質は日本で
モノづくりは感性が同じレベルでアウンの呼吸、目配せで進められる環境が
まず第一条件です
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