タンニン染め 帆布生地 爺のパッション

タンニン(自然の力)で染める帆布の販売 babasama.jp
島根松江で里山再生

タンニン染め報道官となる:撮影

2019-03-21 | 織物のタンニン染め

現場を見たいという要望が多いけれど,作業中はお邪魔になるという感覚が無い人が多いのです
真剣勝負で気が抜けない現場を一人で切り盛りしている専務
 邪魔してはいけません
 
そんな事から 私が報道官の役割をになうことになりました
どんな 染め方なのか?
見てみたくなるのは ごもっともです
 でも,邪魔だから断ってくれ! との事もあり
今回は私が写真を撮ってきました
それも,贅沢なお客様の要望から 高級一眼レフを購入
 富士フィルムX-T20というやつです
macbookが使いこなせない私,,何とか 今回の撮影にこぎ着けました

ちょっと気持ち悪いでしょう?
これがタンニンの粉を水で混ぜたものです
これを撹拌させてから機械の槽に入れます
ドラムに巻き付いた帆布に浸しながら機械が回りながら 帆布に染み込ませる訳です
希望の色になるまでに3時間前後 水洗いをして 乾燥機にかけます

 仕上がり具合が悪ければ 再度調整です
その時の粉の成分 は微妙に違う訳だから 修正のさじ加減は職人の感です
 本来革ナメシに使うものを染料として使う訳ですから 最初の頃は失敗ばかりでした
 なので,革ナメシの職人さんが 帆布を染めるには無理があります
ボイラーや水も重要な要素です  京都の地下水は豊富で伏見の酒は有名ですが
この水脈から汲上げて います。
染色する機械は ジッカー染色機
染色方法は生地をドラムに300m巻きつけます。タンニンの粉を溶かしたドラムに
浸しながら巻き込んだり巻き戻す事を繰り返して生地にタンニンの粉を染み込ませます。色によって機械を回す時間が違います。料理の味付け具合と同じように
微妙な色調整をしながら染め上げるのです。その時の粉の具合で調整します
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