週末に気分の悪い速報が入り、なんとも胸くそ悪い、薄気味悪い空気の中で選挙を迎えた。
自民が勝つだろうことは色々な情報でわかってたが、あの事件により更に票が増えたことは間違いない。
当の政権側も自信があっただろう。
『消費税を下げるなんてことは絶対無い』と、岸田は言ってた。
物価高に円安、国民は不況の中で苦しんでるさなかで、あの発言は、かなり自信がなければ言えない。
国民の声なんて聞かない。
『野党の言うことなんて聞きません!』と選挙中に言い放った大臣もいた。
誰が見ても、自民党はゴーマンだ。
誰の声も聞かない。。。
国民の声なんて聞かない。。
そうね、沖縄が新基地建設反対の民意をどれだけ示そうが、土砂を海に放り込んだ。
そしてメディアはその様子を世界中に流した。
反対する沖縄県民を、暴力で抑えた。
機動隊を全国各地から500~1000人規模で沖縄に送り込み、弾圧し続けている。
海保を使って、海の上での抗議も押さえつけて海に沈めている。
今もまだそれは続いている。
マスコミは全く報道しないけどね。
どれだけの沖縄県民が暴力によって救急車で運ばれたことか。
どれだけの沖縄県民が拘束され、逮捕されたか。
これが、民主主義を無視し、暴力によって弾圧した自民党の政治だ。
さて、一昨日あたりから、街中で、
『民主主義の根幹が~云々』
とかいう言葉を、政治家、マスコミ、コメンテーター、そして一般の人々が口を揃えて言ってる。
違和感しかありません。
まず、この国に民主主義はあったのか?
私は、『あった』と思ってたこと自体驚きました。
『この国でこんなことが起こるなんて……』
そうね。確かに驚いたし、気分が悪くなる事件でした。
でも、なんで『起こらない』と思ってたのか?
今までもありましたね、残虐な事件、理不尽な事件。
つまり、被害にあったのが『誰なのか』で、事件の重さが変わってくるようですね。
民主主義の根幹を揺るがす。
民主主義を踏みにじる行為。
対話でなく暴力によって抑え込むのは許せない。
ホントにそうですね。
その言葉、この機会によく噛み締めてください。
この国は、学校で民主主義、国民主権、三権分立を教えます。
もちろん日本国憲法も。
しかし、実態はこれら全てが形骸化している。
いま、国民が『民主主義がーー』と叫んでる今、その意味をよく考えて欲しいと思います。
司法は独立してますか?
国民に主権はありますか?
そして、この国はほんとに民主主義国家ですか?
で、
あれだけ『民主主義がーー』した直後の選挙で、投票率が50%なんて、ホントにわかってて喋ってたんでしょうか??
マスコミの受け売りでもの言ってる限り、この国が真の民主主義国家になるのは程遠い。
それと、メディアの過剰な異常な報道のため、『選挙利用』と言われてます。
もうそういう世論操作、印象操作に明け暮れる報道姿勢はやめるべき。
一部の者らは踊らされているかもしれないが、ほとんどの国民は覚めた目で見てます。
ホントに悼む気持ちがあるのなら、静かに追悼すべきである。