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トリドリの日記

東北右側へ 宮城編

2019-11-24 15:34:41 | 道外旅行
翌日は、震災の遺構を見に、福島から宮城へ。天気にも恵まれ、穏やかな感じで楽しくドライブをしていたのですが、ある場所からぽっかりと建物がない。これが津波でさらわれた場所なんですね。畑もその時の泥をかぶったままのところもありました。
まずは荒浜小学校。2階まで浸水し、地域のみんなが屋上などに避難したところです。

中を見学。見学者は結構いました。被災そのままの1階と2階。4階が展示でした。当時の映像を流しているところもありました。

屋上から海が見えます。写真でもわかると思いますが、海から学校まで何もありません。あるのは、工事関係のプレハブやトラック。

海の反対側や横を見ても広範囲に何もありません。とにかく工事をしていて、トラックがひっきりなしに走っていました。
次は野びろ駅。上下線の列車が違う避難方法をし、明暗を分けたところです。こちらも横に立派な建物があり、JRの方が見学していました。


朝、食べ過ぎたせいかお腹が空かず、お昼は牛タンの肉まんを食べました。宮城だもの、牛タン食べなくちゃね。

なかなかデカイ。味も丁度良かった。

走っていると、兎に角、工事のトラックがすごい。トラックトラックトラック乗用車トラックトラック乗用車トラックトラックみたいな感じで走るので怖いです。そして護岸工事が大規模。穏やかな海の風景とか構ってられないって感じの護岸工事でした。道々には浸水箇所も表示されていますが、めちゃくちゃ多い。そして、遠くまで民家がない広野がそのたびにあり、見につまされる光景でした。
そんな気持ちのまま南三陸町に向かいます。
大川小学校。テレビでよく見た学校です。大きな川と山に囲まれたのどかな場所。

周りは工事だらけでトラックびゅんびゅんですが、小学校はあの時のまま、時間が止まっていました。

すごい衝撃で、どれほど怖かっただろう。

グラウンドの横は山。子どもたちも授業のために使っていた山だったそうです。ここに逃げていればという気持ちに誰しもなるほど近いです。

本日最後は、南三陸の防災庁舎。こちらもテレビで見て泣いた場所です。現在、工事のため、上の方が少し見える程度ですが、それだけでも津波の威力の凄さが伝わりました。

ここにある南三陸さんさん商店街で、たこプリンを食べました。海産の入ったキッシュです。

出来たてでうまいー!

ウミネコが窓辺に居座る南三陸のホテルに一泊です。


ドデカイ温泉ホテルで目の前が海。ホテル内にはあの時の資料が置いてありました。辛かったけど、怖かったけど、頑張った人たちの声を読みました。
2日目おしまい。