夏から秋にかけて、釣り初心者におすすめされるのがハゼ釣り。
サイズは小さめだが、あたりが取りやすく、数を釣りやすいという。
そして調理が楽で、味も良い。
しかしながら、今のところ満足感を得るほどの数を釣ったことはない。
おそらく場所がよくないのだと思うのだか、釣り場を見つけるというのもなかなか大変なのだ。
駐車場やトイレの問題もあるし、そもそも釣りが禁止になる場所も増えている。
ゴミは持ち帰るなどのマナーは徹底したいところだ。
今回は新しい場所を開拓してみることにした。
ネットで下調べをして、現地に行ってからは足でも探す。
10分ほど歩いて、ポイントを決めた。
釣り方はちょい投げとウキ釣り。
エサはどちらもアオイソメ。
いわゆる虫エサなので、写真は控えることにする。
最初こそ申し訳なく針に刺すのだが、だんだん慣れて、とにかく効率重視でちょっと千切れたらすぐさま新しいものに替えていく。
まずはウキ釣りを始めてみたが、頻繁にあたりはあるものの、ハゼではなくフグやヒイラギ。
フグはもちろん食べられないが、ヒイラギも骨が硬くて鋭くて、個人的には好きではない。
バケツに入れておくと粘液を出すこともあり、他の魚が死んでしまう。
ということで、リリース。
道具を変えて、ちょい投げにチャレンジ。
要はおもりを飛ばして、少し遠いところを狙う釣り方である。
こちらもヒイラギが多いが、何回目かでようやく念願のハゼをゲット。
いると分かれば俄然やる気も出る。
続いてぐんと、大きなあたりがあった。
竿が大きくしなって真下を向く。
引き上げると見たことのない銀色の魚が釣れていた。
調べてみたところ、クロサギ(アマギ)というらしい。
可食とのことなので、持ち帰ることにした。
結局ハゼは1匹しか釣れず、リリースすることにした。
たくさん釣れれば天丼にしたのだが、1匹だけでは寂しすぎる。
次回以降、増えてくれることを期待する。
持ち帰ったクロサギは、連れが釣ったキビレも合わせてアクアパッツァにしてみた。
やや小骨は多いが、クセのない白身でまずまずのお味。
少し奮発して、他の魚介を多めに入れたのも良かったのかもしれない。
美味しくいただいたが、ハゼ釣り名人への道はまだまだ遠いようである。
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