毎月15日になると販売されるものがある。
静岡県東部を中心に展開している「田子の月」という和菓子店の「富士山暦もなか」である。
定番商品である求肥入りの「田子の月もなか」の変わり種で、毎月中身が変わる。
ちなみに10月は栗入りだった。
ひとつ220円のもなかはなかなかの高級品である。
我が家では、お年賀として親戚が持ってくる時くらいしか食べられなかった。
お年賀といえば大体詰め合わせだが、私はこのど定番のもなかが大好物。
うちの家族は妹を除いてあんこものに目がないので、封が開くなりまずそれを確保していた。
サクサクのもなかにしっかり甘いあんこ。
そして柔らかい求肥。
至福のひとときである。
もなかをかじると上顎に張り付くのが嫌だ、という人がいるが、私にはほとんどその経験がない。
すきなものを少しずつ食べたくて、一口が小さいのが癖になってしまっていることが理由のひとつではないかと思っている。
栗入りもなかは、濃い目に入れた緑茶でいただいた。
大好物に秋の味覚のちょい足し、最高である。
10月になってにわかに忙しくなり、甘いものが染み渡る。
11月は胡麻もなかだそうな。
ちょうどよく買いに行けるかはわからないが、ぜひとも食べてみたい。
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