皆さんは宮城県気仙沼市の大谷地区が,戦後「じゃがいも」の産地だったことは知っていましたか!?
じゃがいもの栽培には海藻類を肥料に使っていたそうです。
当時,東京の市場で「日本一の味」と称されていた大谷地区のじゃがいもは「大谷いも」という名前で知られていました。
しかし,時代の流れとともに北海道産のじゃがいもに押され,姿を消してしました・・・。
そして・・・
震災後から10年が経とうとしていることを契機に,道の駅「大谷海岸」と本吉農林水産物直売組合では,この「大谷いも」のブランドを復活させようと「伝説の馬鈴薯復活プロジェクト」を開始しました
現地取材に向かうと,なんとテレビの取材陣も来ていました。
復活した大谷いもですが,栽培するにあたって当時と同じように肥料として海藻を使用しています!
今日は乾燥させたワカメの茎や,アカモク,アマモなどが畑に撒かれていました
畑のある場所も海風が心地よく,海の恵みがたっぷり詰まったじゃがいもに育っています。
なんとも気仙沼らしいじゃがいもですねぇ
大谷いもはなんと完全無農薬!
農家さんによると,毎日テントウムシとの戦いだそうです・・・
このように葉っぱが枯れてきた頃が収穫のサインだそうで,掘り返してみると立派なじゃがいもがこんなに出てきました
大谷いもの生産者である小野寺さんから,新作のポスターも見せていただきました。
大谷いもは道の駅大谷海岸で購入できます!
次回は大谷いもを使った美味しいグルメ情報をお届けします!