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埼玉 川口 タクシー発砲事件 容疑者 翌日に福島へ逃走か
06月01日 18時09分
埼玉県川口市で起きたタクシーの運転手への発砲事件で逮捕された容疑者は、事件の翌日に福島県に逃走して知人宅にいたとみられることが警察への取材でわかりました。
逮捕された先月31日は、この知人にJR福島駅まで車で送ってもらっていて、警察は事件後の足取りなどをさらに詳しく調べています。
瀬川好一容疑者(68)は先月29日、川口市の自宅近くで乗っていたタクシーの72歳の男性運転手を拳銃のようなもので撃って大けがをさせたとして31日、強盗殺人未遂の疑いで逮捕されました。
調べに対し「金を奪おうとは思っていないが撃ったことは間違いない」と供述しているということです。
容疑者は31日、JR大宮駅の新幹線のホーム上で身柄を確保されましたが、事件翌日の30日に出身地の福島県に移動して知人女性の家にいたとみられるということです。
そして、31日はこの知人にJR福島駅まで車で送ってもらい、自分で切符を購入して午後0時台の新幹線で大宮駅に向かいました。
福島駅近くの防犯カメラに容疑者が写っていることも確認されています。
容疑者は逮捕された際、事件当時とは異なる服装で、警察は一度自宅に帰って着替えて逃走したとみて、事件後の足取りなどについてさらに詳しく調べるとともに見つかっていない拳銃の発見を急いでいます。
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